2009年03月25日

REPORT 48 半ば呆然としてビルを見上げる

 慌ただしい日々が続いております。ブログを更新する暇もないほどです。
 ですが、それだからこそ、書くべきことが積もりに積もってしまうものなのです。実に、皮肉な話ですが。
 
 前回お約束した通り、今日は先週の法務局でのこと、そして昨日の公証役場でのことをお話し致しましょう。
 僕は現在、池袋に住んでおりますので、会社設立の登記をしようとすれば、管轄は東京法務局豊島出張所ということになります。ここの担当官の方が実に親切で、また話すのが楽しくもありました。本当に親身になって聞いてくれ、さらに丁寧にご指導いただき、僕としては助かりました。
 会社設立を考えておられる方、または遺産相続などで不動産登記をしなければならない方には、是非、一度法務局に相談に行かれることをおすすめ致します。公的な機関ですから、もちろん、相談料も無料です。ただし、会社設立に関しては会社法などの知識がないと建設的な話ができないのでご注意ください。書店にいけば、会社の作り方、など書籍が多数並んでおりますが、会社法的な知識まで十分にそれでまかなえるかと言えば、そうではありませんので、真剣に会社を作ろうと考えておられる方は、やはり行政書士や司法書士などの専門家に相談された方がよいでしょう。間違ってもそれらの書籍やインターネットに載っている定款のひな形だけを頼りに会社を設計すべきではありません。専門家に相談するのは確かにお金がかかりますが、投資すべき所は投資するというスタンスは絶対に必要です。その費用が後々の効率化に間違いなくつながるからです。
 さて、法務局でのこと。
 ここで問題にされたのは、「事業目的」についてでした。東京プライズエージェンシーは全く新しい形態の事業の展開を考えておりますので、僕が見てもらった「事業目的」では、登記の前例がないということでした。
「それはつまりどういったことをする会社なのでしょうか?」
 そう問われ、僕は法務局においてもいつものように情熱的に語りました。 
 その熱意が伝わったのか、法務局の方が何人か集まってどうすれば登記できるか、検討してくれました。それでうまい方法を考えてくれたのです。 いわゆる「企業秘密」的なことなので、ここに詳しくは書けませんが、要はその事業目的自体をいくつかに分解して、結果的にその業務を遂行しても法的に問題ないところに落ち着かせてくれたのでした。これならいける、と本当に親身になって考えてくれ、設立日についてもカレンダーで調べて、大安の日がいいよ、などとアドバイスもしてくれました。また、設立日前に書類をそろえてもう一度来てくれれば不備がないか事前に確認する、とも言ってくれ、法務局からの帰り道は実に朗らかな気持ちになっておりました。
 アドバイス通りに定款を作り直し、昨日は認証を受けるために池袋公証役場に行って参りました。ここでも担当の方が実にいい方で、迅速に対応していただき、大いに助かりました。
 僕の場合、通常の現金振り込みによる出資の方法以外に、現物出資という方法をとって資本金を形成しているために、通常の手続きとは異なった方法で定款なども作らなければなりません。これのやり方について、公証人およびそのスタッフの方に、実に合理的なやり方を教わり、経費的にも削減することができました。しかも一度オフィス(と言っても住居兼)に帰って新たに指摘箇所を直さなければならなかったのですが、FAXで流してくれればそれを確認して電話してくれるとのことだったので、すぐに修正案をFAXしました。すると本当にすぐに電話をくれて、これで問題ないとのことだったので、改めて製本して公証役場に向かったのでした。こうすることによって何度も公証役場とオフィスを往復する手間と労力が省けたのです。
 事前に電話でオーケーをもらっているとはいえ、認証をまつ間は若干緊張致しました。それで公証人の方の認証のサインを頂き、公証役場用の定款を受理して頂いたときにはほっとしました。とりあえず、会社が認められたのだとうれしくもありました。
 今日までに登記に必要なすべての書類が整いましたので、次はまた法務局でチェックを受け、ついに登記、つまり会社設立ということになります。これまで滞りなく予定通り順調に進んでおります。
 区役所に行ったり、法務局に行ったり、公証役場に行ったり、銀行に行ったりと、池袋中をぐるぐる回っている内に、怖いくらいに巨大なこの街にも次第に慣れてきました。それでも、田舎者である僕は時折、ビルを見上げてしまうのです。
 なんてすごい所にいるんだと、半ば呆然としてビルを見上げる日々。見上げるたびに、よし、やるぞ、とやる気が沸いてきます。
 今こそが自分が何者であるかを証すべき時であり、自由という名の恐怖を克服すべき時です。
 人として生まれてきたからには、このチャンスを活かす他ないでしょう!
 
 
 池袋のオフィス兼住居もようやく落ち着きました。引っ越しの際に出て、山のようになっていた段ボールもゴミもなくなり、すっきりいたしまいたので、是非、皆様池袋にお越しの際はお立ち寄りください。
 早速お越し頂いた皆さん、ありがとうございました。高校時代の友人であるKさんとE君とは近くで飲み、久々に盛り上がりました。四月中旬に予定通り「E会」を開催されることを楽しみにしております。

 P社のI君とは初めての家さし飲みだったのですが、いや実に楽しかった。次の日早くから仕事だったのに、遅くまでつきあってくれてありがとうございました。
 美容師のOさんとは昨日から今日にかけて、本当にどれだけ話したでしょうか。やはり僕らは親友なのだと改めて思いました(笑)。今度は本当に妹のSさんやお母様もご一緒にいらしてください。

 稽古の忙しい合間に来てくれたMさん、今度はゆっくり話しましょう。僕が田舎から帰ってきたら、本当に頻繁に来てもらってオーケーです。
 招待が遅れてしまいました皆様については本当に申し訳ございません。このような日々ですので、ご容赦ください。四月に入りましたら、東京に戻りますのでそのときには是非お越しください。遠慮なく連絡ください。
 さて、明日は法務局でのチェック、そして明後日から一週間ほどは田舎の方で仕事です。それでも田舎に帰れば少しは休めるかな、と思っております。
 お越し頂いた皆さんとの話は実に刺激的で面白い内容だったので、次回詳しく書かせていただきます。

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2009年03月20日

REPORT 47 ブランディング

 今回は現実に基づいたフィクションです。話を聞いた本人に迷惑がかかるでしょうから、そう言った形式に致します。彼女の話を元に、デフォルメして書きます。
 中学時代からの友人である彼女は、地元の大学を出て、誰もが知っている一流企業に総合職として入社しました。大学を卒業してすぐのことですから、もう十年近くも前になります。その間彼女は戦場ともいうべきビジネス世界のただ中にあって、奮闘し続け、身も心もボロボロになっていたのでした。正月に地元であったときなどは、まるでベトナム戦争からの帰還兵のようで、正直これからどうなるのか心配になるような有様でした。責任感が強く、誰からも好かれる彼女。翻って考えてみると、それはつまり、誰にでも気を遣っていたということでした。
 その一流企業にあっても、彼女の責任感は十分に発揮されました。
 彼女は十年近く、着実に困難な仕事をこなしていくことによって少しずつ信頼を積み上げました。そして、少しずつ周囲が彼女を必要とし始めました。彼女なら確実に仕事をこなしてくれる。彼女なら責任を持って取り組んでくれる。次第に何か困難な案件があると、彼らの頭に浮かぶのが彼女の名前です。
「Tさんはいますか?」「ミスTと話したいのですが?」
 部署を越え、それどころか国境を越えてまで、彼女が指名されます。つまり、彼女は懸命、着実に仕事をこなしていくことで、知らない間に彼女自信のブランディングを完成させていたのでした。
 今回の話は個人のこととなりましたが、まさに企業のブランディングとはこのように勝ち得ていくものだと僕は思っています。着実に、少しずつ信用を得ていく。確かにブランディングのツールとしてロゴマークやホームページのデザインなどといった技術的な面が必要となることは否めませんが、それはやはり「掴み」でしかない。長期的にみればブランディングの正否は、信用の地道な蓄積しかないのだと思います。
 さて、彼女は疲れ果ててその一流企業を退職したのですが、休養期間を経て、今は元気になりました。先日、電話で元気な声を聞いて僕も安心したのでした。就業時間後や休日を楽しく過ごせるような、そんな余裕のある仕事を見つけられればいいと、僕も応援しております。僕が小説家を目指していたときは、情けない話ですが、いつもおごってもらっていたので、今度は僕が貢献できればと考えています。

(すみません、フィクションを書くと言いながら、ほとんどノンフィクションになってしまいました(苦笑))
 
 
 ようやく、所沢の方の片付けが終わりました。きっと、今日いっぱいで池袋の方もきれいに片付くことでしょう。お待たせしましたが、やっと皆さんを招待できそうです。と、言っても来週の25日以降は一週間ほど田舎に帰りますので、その前にお越しいただければと思っております。
 
 次回は会社設立、池袋の法務局でのことを書きます。

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2009年03月17日

REPORT 46 コロンブスの卵

 『天然ブスと人工美人 どちらを選びますか?』
 そんな題名の新書がありました。最近はやっている、題名で読者の心をサスペンドしてしまう、『さおだけや』形式の本です。
 僕は内容はどうでもよかったのですが、やはり題名が気になりました。
 天然ブスと人工美人とではどちらを選ぶだろうか。
 答えは決まっています。
 天然美人です。
 同様に、性格のいい不美人と性格の悪い美人とではどちらを選ぶか、という問いにはこう答えます。
 性格のいい美人、と。
 一見卑怯な、「コロンブスの卵」的答えですが、こう言った考え方こそが、今の時代必要とされているのではないかと僕は思うのです。
 与えられた選択肢の中から、正しい答えを見つけ出す能力よりも、新たな選択肢を自分で作り出す能力が求められているのではないでしょうか。それはつまり、道なき所に道を切り開く能力であり、それこそがまさにリーダーに求められる資質なのでしょう。
 常識を疑ってみる癖を持ち、自分の感性を信じ、まっさらな見地から物事をみることができれば、おそらくそれができるのだと思います。無論、それは簡単なことではありません。
 常識とは、事実の連なりという意味で圧倒的な力を持っています。もうすでに結果が出ていることの集積が常識であると言っていい。これに対し、新たに地平を切り開くというのは、全くの逆で未知なることです。これを信じることは孤独であり、尋常ならざる強靱な精神力を要します。端から見れば、変わり者と思われたとしても、当の本人にしてみれば至極当たり前のことだということがあるのだと思います。ただし、善良なる人も含め、世の中のほとんどの人が常識人であるために、自分の狙いは本当は間違っているのではないかと疑心暗鬼に陥ることがあります。地平を切り開くとはまさにこの疑心暗鬼との戦いでもあるのだと思います。これに打ち勝ち、自分の信じる方角に向かって遮二無二に突き進むことによって、初めて新たなる道が切り開かれるのです。
 常識との戦い。
 それがリーダーに課せられた宿命なのかも知れません。
 
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2009年03月16日

REPORT 45 ひやかし

 とりあえず、池袋への引っ越しを済ませました。
 と、言ってもこれを書いている今現在も、ゴミと段ボールに囲まれている状況です。所沢の方の片付けもまるで終わっていない状況なので、今週一週間は引っ越しの残務整理に追われることと思われます。
 引っ越しの手伝いを申し出てくださいました皆様方、本当にありがとうございました。今回は田舎より父と母が手伝いに参りましたので、問題ありませんでした。
 改めて越してきてみると、本当に夢のような場所です。池袋駅まで本当に歩いて五分くらいで、ジュンク堂には四分くらいで、サンシャインにも五分くらいで、ハンズにも四分くらいの場所です。買い物に行こうと思えば500メートル圏内ですべて済んでしまいますし、食べるところもほぼ無限にあります。しかも、大家さん夫妻は本当にいい方達で、頑張って成功してね、と温かい言葉をいただき、本当にここに決めて良かったと改めて思ったのでした。
 昨日、所沢から池袋へ、荷物を運び、電化製品を買いに行き、引っ越しの主要部分を済ませました。そのおかげで昨日の夜、今日の午前と両親を結構ゆっくり過ごすことができました。東京のど真ん中で、田舎から出てきた両親とビールを飲み、デパートでご飯を食べ、枕を並べて寝るというのも、どうも奇妙で、むずがゆいようで、それがとても幸福に感じられました。まるで映画の『東京物語』の一場面のようで。
 今日、両親は帰ったのですが、その前に母がバックがほしいということだったので、西武に行ったのでした。母は素朴なひとですから、バーゲン売り場のバックで満足していました。素朴なひとですが、昔からいたずら心を持ったひとで、高級ブランド売り場を見ようと言うのです。たしか、西武池袋本店の7階。普通ならば僕は素通りする、静かで荘厳な雰囲気が漂うフロアです。
 母はまずずかずかとシャネルのブースに入っていき、様々見て回っていました。後に続く僕はいたたまれなく、息苦しくさえあり、無理だ、出ようとすぐにギブアップしました。
 が、母は平然とこんなことを言うのです。
 「成功するんだごった、、いづかはこういう所でも買い物するようになるべや」
 確かに、その通りです。会社を経営し、成功すると言うことは収入的にも安定することになります。そうなれば、このフロアを使う機会も出てくるのかもしれない。そう考えると、改めて成功とは恐ろしいものだと思ってしまうのでした。
 ちょうど、先ほどNHKで『天地人』をやっていたのですが、そこで面白いシーンがありました。上杉謙信が亡くなり、戦国最強の上杉家が分裂しているということを伝え聞いた信長は、「天はわしにすすめと言うのか」と、自分への追い風に戸惑う場面があります。成功を恐れる信長を、長澤まさみが「悪魔になってやるべきことをやりなさい」的なことを言って背中を押すのでした。
 そう、やるべきことをやるしかない。
 僕も頭を丸め、気合いを入れ直しました。僕と会う人は驚くでしょうけど(笑)。ま、そのうち慣れるでしょう。
 とにかく、この大都会のど真ん中で、僕は僕自身として最大であるために、今から頑張ろうとしています。自分として最大でありたい。それこそが、僕の昔からの夢でした。自分が何者であるのか、証すための舞台が整ったということです。
 やはり、それは僕を応援してくれる皆さんのおかげであると、本当に思っております。多くの人の助けや、励ましがあったからこそ、僕はスタートラインに立つことができた。心から、感謝しております。
 
 
 
 忙しくて、このブログも数日間、更新できませんでしたが、出勤実質最終日にわざわざ来ていただいたDさん、Sさん、Oくん、Tさん、Mさん、本当にありがとうございました。さまざま頂いてしまって恐縮です。また、Mさんにはお昼までごちろうになって。Kさん、N君もプレゼントありがとうございました。あと、KさんとKさんのお母様にまで頂いて本当にありがとうございます。A君、メールありがとうございました。あと、Aさんにおかれましては前日、当日と二度も足を運んで頂き申し訳ありませんでした。ゆっくり話すことができて、楽しかったです。いずれ約束通りご報告できる日がくればと思っております。皆様、ここで改めて御礼申し上げます。
 Wさんからのプレゼントは特に感動しました。わざわざ池袋のジュンク堂まで行ってくれたんですね。ああいう形で本をプレゼントされるのは、僕としてもないことだったので、本当にうれしかったです。しかも、僕が読んだことがなく、いつかは読もうと思っていた梶井基次郎さんの『檸檬』のことを覚えていてくれて、感激でした。ちょっとずつ読んでいますので、あとで感想を申し上げます。
 
 皆様、是非池袋のオフィス兼住居の方に遊びに来てください。
 
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2009年03月12日

REPORT 44 東京03

  北海道や東北の北部が、01代で、僕の故郷宮城などは02代、首都圏が04代。
 そして、東京でも中核部分が03となります。電話番号の話です。
 田舎から出てきた僕は、この「東京03」に憧れていました。この十二年間はその周辺番号である「04」でした。数字的に見れば、単に04から03に一つだけ若くなっただけのことですが、僕の意識は違います。新しくNTTより交付された番号を見ると、遂に日本の中枢部分へ攻め込めるのだと、やる気が増幅します。
 もうひとつ、憧れていたことは、山手線の円の中に進出する、ということでした。これも、小さいながらもまた住居と兼用ながらもとりあえずは叶えることができました。
 山手線の中に引っ越して、この「東京03」を手に入れることは案外簡単にできるかも知れません。難しいのは、これを長い時間死守することです。
 僕は成功の目安として、一年間資金をショートさせずに営業を続ける、という目標を掲げました。一見、消極的に見えるこの目標ですが、それだけ東京のど真ん中で一年間営業を成り立たせることは難しいことと言えます。また、最も困難な開業はじめの一年間を乗り切りさえすれば、経営は軌道に乗るとの目算が立っております。つまり、この一年間で全てが決まると言っても過言ではありません。これを乗り切るための準備を今までしてきたわけで、ここからが本当に真価が問われることとなります。
 

 

*P社I君へ
讀賣新聞のインターネット版、本よみうり堂のあるコーナーでP社さんの『利休にたずねよ』の書評を書かせていただきました。良かったら、見てみてください。

 

http://blogs.yomiuri.co.jp/book/2009/03/post-7559.html
 
 

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2009年03月09日

REPORT 43 定款

 
  第1条 当会社は、株式会社東京プライズエージェンシーと称する。
 
 会社の憲法ともいうべき、定款。会社法の定めに従いながら、第2条目的、第3条本店の所在地と、その1条1条に夢を託してゆきます。それが何か神聖な儀式のようで、書いている間中、敬虔な心持ちになりました。
 それは会社を設計してゆく作業であり、それは同時に夢を描いていく作業でもあります。
 第35条まで書き終え、最後にこう記します。
 
 以上株式会社東京プライズエージェンシーを設立するため、この定款を作成し、発起人が次に記名押印する。
 
 そして、日付を入れ、発起人である僕の名前を記入し、実印を押印して、定款が完成します。
 これが、予想外に感動的な作業だったのです。会社を作っているのだという実感が否応なくわいてくるのです。さあ、やるぞ!と志を新たに致しました。
  こうして、会社の骨格ができたので、後は公証役場で公証人の方に認証していただき、法務局で必要書類とともに登記すれば株式会社が誕生します。
 会社設立は行政書士の主要業務の一つです。この作業を仕事とできるのは幸せなんじゃないかと、今更ながら思ったのでした。僕が受注を受けて、代理人として定款を作成させてもらった会社が大きくなっていくのを見るのは、自分の会社が大きくなるのと同様、うれしいことに違いありません。ともに成長できればどんなにかいいだろうと思います。できれば、志の高い方のお手伝いができればと思っております。
 
 まだ行政書士の営業登録が済んでいない状況ですが、独立して店を持ちたいと言っていた知人がおりましたので、見込み客獲得のために、先日、時間を見つけて飲みに行きました。正直言ってしまえば、この酒が本当にまずかった。久々にまずい酒でした。
 彼は僕に対して、臆面もなくこう言ったのでした。
「会社を大きくしようなんて、考えてないんだよね。親の遺産だけでは飲み代にことを欠くから、独立して稼ごうかと思ってさ。べつに飲めればいいんだって」
 もし行政書士登録が済んで、彼が僕に会社設立、定款作成業務を正式に依頼してきたとしても、僕は断ろうと思っています。開業当初の苦しい時期こそ、妥協してはならないと僕は考えております。一度妥協すれば、あとは妥協の連続となり、理念が失われてしまう。
 世の中はそんなに甘くない。きれい事など通用しないのだ。
 そう忠告くださる方もいるでしょう。けれども、僕はこう思うのです。
 きれい事を高らかに唱えられなくなったとき、僕の会社は存在意義を失う、と。
 こんな時代だからこそ、青臭いきれい事を唱えよう。
 こんな時代だからこそ、正義を唱えよう。
 それが東京プライズエージェンシーの理念であるのです。
 きれい事で飯が食えることを、僕は証明して見せようと思っております。言うまでもなく、そのためには並大抵ではない努力が必要となります。苦難が待ち受けているだろうと思います。敵対する何者かも現れるだろうと思います。僕はそれらと戦う覚悟ができております。それらに打ち勝つ自信があります。
 皆様におかれましては、温かくも厳しい目で、これからも僕と東京プライズエージェンシーをお見守りください。
「ところでこの会社はどういう会社なのですか?」
 様々な方から同様の質問を受けました。それに対し、僕はこうお答え致します。
 東京プライズエージェンシーは人の助けになる会社であると。正義の会社であると。
 
 この会社は1円たりとも汚い金は稼がないと、ここに約束致します。
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2009年03月07日

REPORT 42 その人だけにしか見えない地平

 たとえばあなたの尊敬する誰かが数ヶ月前に、いずれこうなるよ、と何気なくあなたに漏らし、それがその言葉のままに実現したとします。
 驚いたあなたはきっとその人に向かってこう聞くはずです。
「どうしてこうなることがわかったんですか?」
 その人はひとつ天を見上げ、やがてあなたの顔をまっすぐに見つめなおし、少しの間逡巡して、ふっと鼻で笑ってあなたから目をそらします。そして、こう言うのです。
「勘だよ」
 勘ねぇ、とあなたはその時、釈然としないはず。それもそのはず、彼はその時、あなたを或る意味、見限っているのですから。
 彼はその時、こう考えていたのです。
 自分にしか見えていない地平がある、と。百万の言葉を尽くしたとしても、おそらくあなたには理解できないだろう、と。
 実は彼はなぜそうなると思ったのかを明確に理解しているのです。ただし、それがあまりに複雑な思考経路を取るので、説明するにはおびただしい時間と言葉が必要となる。そして、理解するためには大前提として彼と遜色のないレベルの知的レベルが必要である。その必要条件が満たされないと判断したとき、彼の口からは「勘」という実に便利な言葉が出ることになるのです。
 彼のことを一概に傲慢だと決めつけるのは早急です。なぜなら、それは単に個人的な知的能力だけの問題ではなく、どれだけその周辺分野について彼は考え続けていたかという、量、あるいは経験値の問題が絡んでくるからです。おそらく、この場合、彼はあなたが気の遠くなるくらいの時間を、それを考えることに費やしてきたのでしょう。あなたに「どうしてこうなることがわかったんですか?」と聞かれたとき、彼はあまりに自分がそれについて考えすぎ、誰もたどり着けない高みにまで上ってしまっていることに、初めて気がついたのです。そして、彼はそのとき、言いようのないさみしさを感じるはずなのです。そうか、これは自分だけにしか見えていない光景なのか、と。
 ところが、その思考回路を理解できる人が現れるということがある。
 『論語』の一説、友の遠方より来るあり、またたのしからずや、はまさにこのような境地のことなのではないでしょうか。高いレベルまでお互いを理解できるという喜びというものは、何ものにも換えられるものではない。
 この春よりN県に上級職として赴任するO君はまさに僕にとってそのような存在です。はるかに年下の彼ですが、高く、また涼やかなる志を抱く彼は僕の同志と言っていい。何度か大勢で酒を飲んだり、また何人かでご飯を食べに行ったりしたことはあったのですが、さしで飲むのは初めてのことでした。それが実に有意義で楽しかったのです。
 ここに書いてしまいますが、O君は国会議員を目指しております。あるいは国会議員になるという夢はプロ野球選手になるという夢よりも今の時代、現実感がないかもしれません。それだけ、今の国会は、そして政治は腐敗し、国民は政治をあきらめているのです。おそらく、そんな腐敗政治の時代がまだ続くことでしょう。そう、O君の世代が政治に台頭するまでは、です。
 彼はルックスもよく、プロフィール的に見ても現役の国会議員と遜色がありません。そして何より、今の国会議員が誰も持ちえていない、高貴なる志がある。自分や地盤、講演会、党ではなく、本当に国のことを考えられる政治家に、彼ならなってくれるだろうと僕は信じております。
 昨日はとんでもない原石を発見したものだと、改めてうれしくなりました。彼は吸収力に優れ、それを実践する行動力も持ち合わせています。今より10年後20年後を見据え、逆算して政治家として自分自身をカスタマイズできれば、将来、どのような人物ができるかと今から楽しみで仕方がありません。彼はそのころにはきっと、誰もが上りえない政治の高みにのぼりつめ、彼にしか見えない地平を見据えていることでしょう。その人にしか見えない地平がある、つまりそれこそがリーダーとしての最たる条件だと僕は思うのです。
 これは何も政治的なリーダーだけに言えることではありません。もちろん、会社の経営者にも、そして芸術を志す者にも、共通して言えることです。誰もやったことのない新たなビジネスを興そうとするとき、マーケティングも意味をなさない暗闇から光を見出していかなければなりません。また文学において誰もがやったことのない境地を切り開こうとするときもやはり同じことが言えるのだと思います。つまり、リーダーまたは先駆者になるためには、単なる勘ではなく、その人だけが到達しうる確信を持たなければならないのだということです。
 まだ成功もしていない僕がなぜこう言えるのかというと、やはり、僕も僕にしか見えない地平があると、確信しているからです。そして、そう確信するために、僕はあらゆる努力を怠らなかったという自信があります。おそらく、僕と深くかかわってきている人、僕の考え方を理解してくれている人になら、僕が単に勘やはったりでそう言ってるのではないということを理解していただけるものと思います。そういった友人が、僕の周りに多くいるという現状を、本当に幸せに思っています。
 昨日のO君との話の中で、僕の業務においても大変参考になる話があり、今朝、喫茶店でそれについていい案をまとめることができました。これぞ、人と会うことの醍醐味でしょう。この案はきっとO君もすぐに実践できると思ったので、すぐにO君に連絡し、また明日会う約束をしました。彼がどう反応するか、今から楽しみです。この案を実践して効果が出た時には、おそらく様々な営業にも応用できると思いますので、現在営業をされている方で、もし興味がある方は連絡をください。
 またちょうど同じく政治家を目指す、O君にとってはW大学の先輩にあたるP社のI君ともメールをやりとりしているときだったので、O君がこうして頑張っているということを伝えると、負けられませんね、とのこと。この清々しいライバル関係が、いつまでも続けばいいと思います。ライバルがいた方が、いい刺激になることは間違いありません。そして、ライバル以上に、彼らはいい同志になると思います。
 いや、本当に楽しい日々です。人生には面白いか、面白くないかの二択しかないと僕は思っているのですが、毎日が面白すぎます。さまざまな分野に頑張っている仲間がいるという幸せ。その幸せをかみしめながら、僕は頑張っていこうと思っております。
 
 
*多くの皆様、mixiでのマイミク登録、本当にありがとうございました。ここ一日二日で十五人以上の方に登録いただきました。まだまだ募集しておりますので、お気軽にお声掛けください。皆様が読んだ時に、元気とやる気が出るようなブログを書いていこうと思っておりますので、これからもどうかよろしくお願い致します。
 またお願いになってしまうのですが、mixiコミュニティー"SIGRE-HIKO"の方にもどんどん加入していただければ幸いです。そこに加入している人は頑張っている人なので、そこでもそれぞれ人の輪を広げてもらうことができれば、また面白いことになると思います。
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2009年03月05日

REPORT 41 "SIGRE-HIKO" mixi進出宣言!

 ついに"SIGRE-HIKO"がmixiに進出致します。
 とりあえず、これを御覧のみなさまにおかれましては、mixiにおいて僕を探して、マイミク登録してください。
友人をさがす、のところでニックネーム「発起人」で一発で検索できると思います。バラのマークが見つかれば、それが僕です。遠慮なく、マイミク申請してください。
 そして、僕のコミュニティー一覧から"SIGRE-HIKO"を探してください。で、そこにも登録していただければ幸いです。きっと、そこでメンバーと出会えることと思います。
 現実の"SIGRE-HIKO"はご存じのとおりシークレット・サークルですが、mixi上ではオープンな組織にし、非公開や要承認には致しません。そこで知り合った方の中で、相応しい方のみ、現実の"SIGRE-HIKO"に招待致します。
 また、mixiの僕の日記からも、このブログが読めるようになりました。マイミク登録していただければ、更新情報がアップされますので、ぜひ、ご利用ください。
 mixiの可能性は未知数ですが、そこでもいい出会いがあることを期待しています。
 
*mixi進出に関して、さまざまな協力をしてくれたA君。この場を借りて御礼申し上げます。これからも協力お願い致します。
 
 http://tokyoprizeagency.com/
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2009年03月04日

REPORT 40 運命

 たとえば、僕はおみくじは大吉の時しか信じませんし、占いもいい時しか信じません。それ以外は鼻で笑って頭から信じません。こんなの、当たるはずがない、と。たとえば、神のお告げをきける人がいて、その人が僕が成功するといえば信じるでしょうし、失敗するといえば、インチキだと相手にしない。
 運命ということについても、僕は同様の考え方をします。いい出会いは運命として信じます。
 ここのところの僕は運命としかいいようのない出会いを、し続けています。おそらく、これは僕だけが感じることではなく、相手の方も感じていることだと思います。真剣に夢を追っている人、あるいは真剣に夢を追おうとしている人と出会う日々が続いているわけです。何度も使っている表現ですが、いい風が吹いているとしか言いようがありません。まるで、多くの偉大な漫画家を輩出したトキワ荘のように、運命的に情熱的で才能に満ちた人が集まるということがあるのだと思います。または、こうした言い方ができるのではないでしょうか。成功する人は、いい風をかぎ分けることができると。
 昨日の飲み会のことを思うと、また興奮がぶりかえしてきそうです。なんとすばらしい席に呼んでいただいたことかと、S教授やY先生には本当に感謝しております。これは僕ばかりではなく、僕と一緒に参加させていただいた仲間たち、A君、Oさん、Mさんが同じく感じたことでした。
 S教授においては、改めて感嘆させられました。あの人物を洞察する能力というものは、一朝一夕でつくられるものではないでしょう。A君に関すること、Mさんに関することについて、S教授が一瞬にして言い当てたことに対して、彼らと接することが多い僕の中で氷解する部分が多くあったのです。あまりにプライベートなことなので事実は本人たちしか知りえませんが、あるいは本当にその通りなのかもしれないと僕は思いました。そして、恋愛について語られたことが、なぜかいたく心に響きました。自分の道を見定め、懸命に努力していれば、必ず向こうからやってくる、決して自分から求めるべきではない、と。これはワタミさんの本、『強く、生きる』にあった人脈術の考え方と相通じるものだと思います。つまり、登り坂、大八車を一生懸命にひいていれば、そのがんばりをみて後ろから押してくれる人が必ず現れるものだという考え方です。S教授の言葉に、これこそがやはり人との出会いの神髄か、と改めて思ったのでした。
 さらに昨日の席には、誰もが知っている大手出版社B社の元副社長A先生と、B社の文芸雑誌の編集の方Yさんがおられました。それはつまり、Oさんにもその場でいいましたが、小説家を目指していた時分、まさに雲の上の存在と思っていた方たちとじっくり話す機会が持てたと言うことなのです。いつものように蕩々と持論を展開しておりました僕ですが、実は半ば夢見心地だったことをここに告白致します。お二方とは一対一でじっくりと話させていただきました。
 A先生との話はあまりにディープで、機密的でここで書くのは先生の迷惑になるでしょうから、残念ながらここに書くことはできません。あまりに有名な数々の事件の渦中、ジャーナリストとしてそのただ中にA先生がいた、とだけ言っておきましょう。そして、もう亡くなられた作家の向田邦子さんのことや、編集者として必要な能力についてなど、ここに書ききれないほどに本当に多くのことを教えていただきました。さらに僕がかねてから疑問だったB社大衆文学の隆盛について、経営者的な立場から答えをお教えいただきました。つまり、10数年前、今から3代前の社長の時に、当時衰退していたB社文芸編集部は編集者の異動を文芸編集部内に制限することによって作家との関係を強化することを試み、それが今となって成果としてあらわれてきている、ということでした。

 それについては文芸雑誌編集者であるYさんから、さらに詳しい話をしていただきました。B社文芸編集部ではあえてマーケティングをせずに、その作家に合う作品を書いてもらっている、それだから作家が本領発揮できるのではないか、ということでした。それを聞いて、僕はまるで著名な料理人のようだと思いました。その日手に入った最高の食材を、もっとも適した調理法で調理し、お客様に提供する。これと同じことをB社文芸編集部はしているのかもしれません。名付けて、すきやばし次郎的編集部です。それだから、きっと読者がつくのです。また、Yさんとは今後の文学界についてあつく語り合いました。日本の文学界の中核にいる方に対し、実に挑戦的なことを言ってしまい、すみません。でも、これが僕であります(苦笑)。是非とも、小学校や中学校の教科書に出しても差し支えないほどの良作がかける作家を、Yさんには見いだしてもらいたいと願う次第であります。近年の芥川賞において、その条件に耐えられる作品は残念ながら皆無なのではないでしょうか。
 それとY先生とYさんにこの場を借りて申し上げたいことがございます。

 確かに昨日は酒の席でした。それに冗談交じりで言ったことでもありました。
 けれども、昨日僕がお二方にお願いしたことは、本気でございます。
 Y先生におかれましては、最低でも総長になっていただきます。
 そして、Yさんにおかれましては、最低でもB社の社長になっていただきます。
 僕とこうしてであったのも、何かの運命でしょう。我々の仲間とともに、お二方には至高を目指していただきたいと真剣に思っているのであります。
 時折、頑張ってますか、とメール致しますので、覚悟してください(笑)。
 もし、その時にやる気が失せている場合は遠慮なくお声がけくださいませ。僕がやる気を注入しに参ります。
 集まりの後、A君からうれしいメールをいただきました。みなさんと出会えたことで、背中を押され、飛べそうな気がする、いや、飛びます!との力強い、情熱的なメールでした。これからの飛躍が実に楽しみです。
 そして、何より、こうして皆さんに言っている僕自身が誰よりも頑張らねばならないと、改めて気合いを入れた次第でございます。
 
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2009年03月03日

REPORT 39 知的興奮の日々

 改めて言わせて頂きますが、僕は知的興奮に勝る享楽はないと信じております。
 何かを真剣に考えているとき、何かをひらめいたとき、そしてそれについて誰かと真剣に語らうとき、脳に酸素や糖分を供給する血流の働きは最大となり、おびただしいほどの電流が発せられ、個々の細胞が活性化し、それが連動し合い、脳全体が光をまとうような状態になります。それ以上に気持ちのいい状態を、僕は知りません。
 昨夜もまさに僕の脳はそんな状態にありました。
 孤高の文士A君(こう称すると本人は戸惑うでしょうが(笑))と池袋で飲み、四時間半にわたってさしで語り合ったのでした。いや、よくもまあ、あれほどしゃべれたものです(笑)。それが、実に楽しかった。帰りは脳が実に爽快な状態にありました。かぎりなくストレス・フリーの状態です。
 四時間半、様々なことについて話しました。彼は本当に多くの分野に精通している男で話題が尽きることがありません。しかも極めて感受性が豊かであるゆえに、自分が愛する分野における情熱の傾け方が半端ではありません。とことん、知り尽くしてやろうという、強力な欲求を持っているのだと思います。とてつもなく生命力に満ち溢れているので、情熱を傾ける方向性さえ定まれば、大成することは間違いないだろうと、僕は確信しております。
 実は、大学の先生方にお誘いいただいている今日の集まりにおいても、A君と会いますので連チャンということになります。今日は新たに出版社B社の編集の方などもいらっしゃるということですので、本当に楽しみです。またきっと、脳が光を発するような状態になるのだと思います。
 いや、実に楽しい日々です。たしかにめまぐるしいほどに忙しいのですが、こういった出会いや語らいの場があるので疲れもまるで感じません。
 間違いなく、いい風が吹いているようです。
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