2009年02月01日

REPORT 25 ここからが本当の奮闘記

 会社設立奮闘記と銘打ちながら、これまで詳細については記すことができませんでしたが、いよいよそれらしいことが書けそうです。
 とにかく、先週は怒涛の一週間でありました。合格発表があり、融資相談のための帰郷あり、新聞の取材あり、可愛がっていただいている上司への退職の意をはじめて伝えたり、住居兼事務所の物件探しに池袋にいったり、LECで担当していただいた先生に挨拶に行ったりと、こうして改めて書いてみると、よくもまあこれだけ動けたものだと自分でも驚く次第です。その上、現職の業務も通常どおりにこなしているので、まさに息つく暇もない忙しさです。確かに疲労はある程度感じます。けれども、それ以上にとてつもなく楽しいのです。ああ、生きているなー、って感じがします。
 行政書士の資格は国家資格なので当初想定していた以上に威力があるようです。開業資金の借り入れはもとより、部屋を借りるのでさえも有利に働きます。まず借りるマンションを事務所として使いたいのだというと、不動産会社の方は難色を示します。難しいと思いますよ、と。けれどもそれが行政書士事務所ということになると、手のひらを返したような対応になります。そうでしたか、行政書士の方でしたら、大家さんも安心なされるでしょうから大丈夫ですよ、と。実際に相応の物件を見立ててもらい、2、3の大家さんに連絡を入れてもらったのですが、その電話ですでに事務所設立オーケーが出ました。しかし、僕がこれしかないと狙っていた物件は大手建設会社が管理している物で、審査が難しいということ。その日はその建設会社が休みで、月曜日に担当者に聞かないとわからないということでしたので、申し込みだけ済ませて優先権を確保し、今は連絡待ちの状況です。が、大方大丈夫でしょう、というのが不動産会社の見解でした。あと引っかかるのは、現在のとても低い年収でしょうか。とにかく、担当してくれた方が信頼できる方だったので、後はその方にお任せしようと思います。逆を言えば、唐突に会社を興すと手を挙げても、資金が少ない当初は、事務所を借りるのさえも難しいということになります。金を払えばいい、というような単純な話ではないようです。
 申し込みの段階になると、営業担当の方から宅建の資格を持っておられる方に担当がスイッチします。そこで法律的なことの説明を受けるのですが、ここでも行政書士となると民法などを勉強しておりますので、一目置かれたような応対を受けます。また物件を見せられる際も、行政書士は法律に詳しいという認識があるのか、ごまかすような対応は一切受けないで済みます。大学に入るために田舎から出てきた当初はやくざまがいの人が大家さんである物件を掴ませられたりしたので、これは便利なものだと実感したわけです。
 部屋を契約することになると、実印の印鑑証明などが必要になるようなのですが、実を言いますと、今まで長らくフリーターに毛の生えたような生活しかしてこなかった僕には実印なる物がありませんでした。急ぎ、ダイエーの判子屋さんに駆け込み急いで作ってほしいと頼みました。その方は大変親切な方で、最後に引かせてくれるくじ引きも、わざと当たりを引かせてくれ、500円分の商品券を頂きました。(内緒ですよ、と言われたんですが、書いちゃいました)
 と、まあ、動きの一部を切り出しただけでもこのようなありさまです。今週は部長と退職についての詳しい話し合い、部屋の契約、さらには”SIGRE−HIKO”の飲み会などもあり、また忙しくなりそうです。なんとか暇を見つけて書いていこうと思いますので、皆様、これからもよろしくお願いします。
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2009年01月30日

REPORT 24 いい風、いい流れ

 今、僕はいい流れの中にあると、案外静かに実感しております。
 どうやらそれは、僕自身についてはもちろんのこと僕の周囲の人にも影響しているようです。周りにいい風が吹いていて、敏感にそれを感じる方がそれを有意義に利用するという環境が自然とできているようです。幸運としか言い様のないチャンスが次々とあらわれているのですが、今の僕はそれに臆することなく最大限に利用できる状況にあります。成功回避型の回避がなされようとしているのだと思います。
 あとは、やるべきことをやるべきように、淡々とこなしていくだけです。この春は希望に満ちたものになるだろうと思います。
 また、新しいことを始めようとすると、必然的に従来の事を捨てざるを得ない局面に遭遇します。これについては真摯な心持で、真心を持って応対するしかないと考えております。僕は何も悪いことをしようとしているのではありませんから、やろうとしていることを説明することができれば、今の職場の上司にも理解されるだろうと思っています。
 現在、視界良好。無論、厳しい世界に飛び込んでいくわけですから、あまたの困難があるでしょう。けれども、今の僕にはそれを打ち破るだけの気力が充実しております。いつも僕を応援してくださっている皆様、信頼してくださっている皆様、あらゆる局面で最善を尽くすことをお約束いたしますので、これからもどうか温かくお見守りくださいませ。
 またこれから僕と一緒に仕事をする皆様、絶対にいい仕事をしましょう!世の中をあっと言わせましょう!
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2009年01月26日

REPORT 23 一気呵成

 今日、行政書士試験の合格発表がありました。おかげさまで合格でございます。応援してくださいました皆様、本当にありがとうございました。これで心おきなく計画を実行していくことができます。今までホームページ上でも、合格が確定していなかったために、業務内容など曖昧にしか掲載することができず、申し訳ございませんでした。これからは何で収益をあげていく会社なのか、少しずつ全貌を明らかにしていきたいと思っております。計画はかなり細部までできておりますので、あとは一気呵成に実行に移すのみです。これまで以上に皆様のお力を借りる場面が出てくると思いますが、どうか、これからもよろしくお願いいたします。今日からは、完全本気モードでいきますので、ご期待ください。
 ちなみに、現在の職は近々辞することになりますが、皮肉なことにこの時期になって大きな仕事が舞い込んできました。実は僕と店が読売新聞の朝刊に載ることになったのです。29日に担当の方とライター、カメラマンの方が取材に来られます。それで2月21日(土)の朝刊の、かなり大きなスペースに載るということなので、よろしかったら見てみてください。今の仕事のことのみならず、今から僕がやろうとしていることに直結することを話そうと考えております。
http://tokyoprizeagency.com/
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2009年01月18日

REPORT 22 デザイナー?

 最近、僕は仕事以外のほとんどの時間をホームページのデザインやシステム構築に費やしています。喫茶店でホームページのデザインと使うシステムについてラフスケッチして設計図もどきを書き上げ、それで家に帰ってフォトッショップEなどを使ってホームページのデザインに没頭する。気が付けば、夜中になっています。デザインに関してはずぶの素人ですが、やる気と根気があれば何とかなるものですね。思った以上に形になっていると思います。外注も考えたのですが、僕は人一倍こだわりが強く、細かいところにまで注文をつける質なので自分でやった方が遥かに早いのです。一応、昨日の段階で「天狼院書店」のホームページに関してもベースができあがったので、後は書籍のデータなどを徐々に入れ込んでいけばいいだけ。
 つぎはメールマガジンの発行にとりかかります。「天狼院書店かわら版」として発行予定のメールマガジンは、女子大生文芸サークル、ストロベーリー・ファームが発行するメールマガジンのテストケースとしての役割も担っていますので、なるべく早く完成させなければならない。できれば、2月1日までには発刊にこぎつけられればと考えております。
 なぜこれほどまでに僕が突貫工事を繰り返すかといえば、行政書士試験の合格発表(1/26)後は、そちらの事務所開設やら、業務の勉強やらで忙殺されることがわかりきっているからです。また、不合格だったときは不合格だったときで、プランBを発動させなければいけませんので、どちらにせよ、文化支援事業へ時間と労力を割けなくなります。ですから、それまで"SIGRE-HIKO"と「天狼院書店」についてのシステムをある程度完成させておく必要があるのです。
 ちなみに"SIGRE-HIKO"主催の集まりは、次は2月7日(土)の夜を予定しております。前回参加いただいた皆様には改めて連絡さしあげます。また、集まりに興味のある方は連絡ください。
 
http://tokyoprizeagency.com/
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2009年01月15日

REPORT 21 天狼院書店テスト・ラン開始!

 極秘プロジェクトとして年末より進めておりました計画を、遂にお披露目できることになりました。
 当初は二月頭にテスト・ラン開始予定でしたが、突貫工事的に作業を繰り返し、なんとか形にすることができました。もっとも、いまだホームページは外枠だけでガランドウ状態ですが。春の本格オープンまでに、徐々に商品を展開し、ホームページの体裁を整えて行こうと思っております。
 天狼院書店の詳細については、ホームページをご覧ください。東京プライズエージェンシーのホームページにリンクを貼っておきました。
 
     http://tokyoprizeagency.com/
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2009年01月11日

REPORT 20 乾坤一擲

 先日、僕はひそかに敬愛する人のすすめにより、宮城谷さんの『管仲』を読みました。
 その作品において主人公管仲の親友、鮑叔が、臥薪嘗胆の日々の中で、今こそ天の意を問うべき時だと一世一代の大勝負に出る場面があります。そこで出てきた言葉がこの言葉です。
 乾坤一擲
 最近、民主党の小沢代表も2009年の目標を聞かれて「乾坤一擲」と答えていましたが、その意味は天が出るか地が出るか、全てを掛けた勝負のことです。その勝負に全てをかけるという意味。
 そして、僕も今年はまさに乾坤一擲の年にしなければならない。自分がやろうとしていること、または自分が今までやってきたことを、天に向かってどうだと問うべき時がきたのです。
 鮑叔はこの乾坤一擲の大勝負を、見事に物にしました。それは単にギャンブルに勝ったためではありません。彼は勝てるようにできることは全てやってきたのです。だから、勝負に勝てたのです。この考え方は、「人事を尽くして天命を待つ」という言葉や、僕の言うところの「やるべきことを、やるべきように」という考え方に通底するものだと思います。
 つまり、人事を尽くしたものだけが、乾坤一擲の勝負で勝つことができる、と言い換えることもできると思います。もっとも、万全の準備をしていたからといって、勝負に必ずしも勝てるとは限りません。そこが世の中の難しさであり、面白さであると思います。
 さて、2009年、僕の乾坤一擲の大勝負はどうなるか?
 それは神のみぞ知るというところでしょう。
 いずれにせよ、今の僕はただひたすらに人事を尽くすのみです。
 
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2009年01月06日

REPORT 19 7%のゆとり

 本日、帰京いたしました。今年もよろしくお願い致します。
 田舎ではなぜか多忙を極め、せっかくお誘いいただいたのにお断りしなければならなかったこともありました。この場を借りてお詫び申し上げます。春以降、宮城の方へは度々帰ることになりますので、そのときはまたお誘いください。
 今回の帰省ですが、忙しかったものの、僕と致しましては大変有意義なものとなりました。鋭気を補充することもかない、さあ、やるぞ!とやる気十分でございます。様々なプロジェクトが同時進行で推移しますので、いい流れを崩さないようにしようと思います。
 そこで、2009年度の目標を温泉地にて考えました。
 それがこれです。「7%のゆとり」
 頑張ると言いつつ、ゆとりなぞとは矛盾だと思われるかも知れませんが、ゆとりとして自分に与える分は全体の7%であり、93%鋭意努力するという意味です。言い換えれば、93%を更に輝かせるために、7%のゆとりが必要だということです。
 振り返ってみると、去年は本当にやれることは全てやった年で、僕としては1分たりとも後悔した時間はありませんでした。もう一度去年を繰り返せと言われたとしても、それをその通りにこなす自信がないほとによくやったと思っています。ただし、少し頑張りすぎた嫌いがある。おそらく、ゆとりとしてあった時間は全体の2%にも満たなかったと思います。ほとんど休みもなく、それ故に体調を崩した時期もありました。精神論的に言えば、これ以上のことはないのかもしれませんが、これでは効率が悪い。心身ともに疲れた状態のまま、力を発揮できずに終わってしまうことになります。そこで、ゆとり、という話になるのです。
 たとえば、一日を分に置き換えれば1440分になり、その7%はおよそ100分ということになります。去年までなら、その100分を”懸命に休む”時間としておいていたので、精神的には強制された仕事のようなものでした。それを「ゆとり」という概念に置き換えます。つまり、好きに使っていい時間というよりも、余裕な時間を7%分あらかじめ想定しておくのです。たとえば、一日100分のゆとりがあったとしたら、20分寝坊をし、30分電話で友達の相談にのり、また遠回りして20分散歩したとしてもまだ30分の余裕が生じます。これによって何が最も大きいかといえば、常に心に余裕を持つことができ、無駄にいらいらしなくなるという点です。自分にきちきちのノルマを課し、少しでも達成しなければ満足しないという風にすれば、人間狭小になり、それが顔にも表れ、いいことが何一つありません。その一方で自分には7%のゆとりがあると常に思っていれば、多少予定が狂ったとしても焦ることはなくなります。100分余裕があるのだから、ここで少し寄り道したとしても構わないではないかということになります。自然、それが表情にも振る舞いにも表れて、いい雰囲気を身にまとうことになるでしょう。つまり、それが僕が想定する、残りの93%を極限まで輝かせるための7%のゆとりです。
 一日で言えば、およそ100分。
 一ヶ月で言えば、およそ50時間。
 一年で言えば、およそ25日間。
 今年はそれをあらかじめ「ゆとり」として想定しようと思います。
 
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2008年12月29日

REPORT 18 本当に暇な方へ(1/7更新版)

 本当に暇な方のために、ある種のゲームをご用意いたしました。
 このゲームは近くにセブンイレブンがあれば、全国どこからでも参加できます。あと、ゲームの参加料といたしまして、60円ばかりご用意ください。
 手順をご説明いたします。
 まず、お手持ちの携帯電話に「21858843」と打ち込み、通話ボタンを押し、すぐに通話を切ります。
 そして、セブンイレブンに行き、大きなコピー機(マルチコピー機)の前に立ち、60円を入れ、「ネットプリント」を選びます。
 画面が進むと、番号が入力する画面がでてきますので、携帯電話を取り出し、リダイヤルの画面から先ほど入力した数字「21858843」を呼び出し、そのまま入力します。(もちろん、メモして行っても構いません)
 フルカラーB4サイズで画面の指示に従ってプリントを実行すると、きっと面白い物が出てくると思います。何が出てくるかは、出てきてからのお楽しみです。
 勘のよい方はそれが何だかすぐにわかると思いますが、わからない人も白い横線の通りにやまおりにすれば、それが何だか気付くはずです。
 実は、これ、今僕が推し進めている"TENRO-IN"プロジェクトの一端です。僕が何をしようとしているのか、もしかしてこれで気付かれる方もおられるかもしれません。
 気に入った方は、是非、お使いください。今まであまり見ないデザインに仕上がっていると思います。
 
*上記の番号でプリントできるのは1/14までですのでご注意ください。

 また、前回の番号「90302443」は1/4までの期限でしたので、現在はその番号ではダウンロードできません。
 

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2008年12月28日

REPORT 17 "TENRO-IN"プロジェクト

 ミッシング・リンクとして前回にご紹介した極秘プロジェクトですが、想定していたよりも様々な可能性を秘めていることがわかり、今、僕はそのプロジェクトの推進に没頭しています。それが楽しくて仕方がない。今やっている仕事をそのまま踏襲できるということが、とてもうれしいのです。いまだに詳しいことは言えないのですが、”TENRO−IN”プロジェクトとしてその計画が始動しているということはお報せしておきます。
 すでにそれ専用のホームページの仕様もできあがりつつあり、テスト・ラン開始予定日である2月1日には、かなりの完成度に至っていることと思います。または提携を予定しているサイトからも商用として利用しても全く問題ないと、かなり好意的な返信があり、これについても胸を撫で下ろしたところです。あとは計画どおりに推進すれば、二月の"SIGRE-HIKO"の集まりの時には、かなり具体的な提案ができることと思われます。
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2008年12月25日

REPORT 16 ミッシング・リンク

 新プロジェクトのアウトラインができました。
 実はおとといの夜に思いついたばかりで、昨日はこのプロジェクトの検討で一日を費やしました。朝にガストでモーニングを取りながら骨格を固め、その足で池袋のジュンク堂に行って関連する書籍を読みあさり、また購入し、その後も数件の書店をはしごし、インターネットで関連情報を調べて、ホームページへの導入を検討する。クリスマス・イブにもかかわらず、僕はそんな状況でした。残念ながら、プロジェクトの詳細については極秘に進めますので、ここに記すことはできませんが、このプロジェクトによって出版社の方へも、大学関係者の方へも具体的な良い提案ができるようになると思います。きっと、二月頭の"SIGRE-HIKO"の集まりの際には具体案としてある程度のものを提案できるはずです。プロジェクトの費用や労働性に関しての問題はすでにクリアしています。あとは細かい法的な問題の確認がありますが、規約を読む限り今のところ引っかかる点はありません。また、出版社さんに関しては各担当者の方の一存では決められないとは思いますが、それもゆくゆくはクリアできると考えております。来春の株式会社設立登記が済んでからの本格始動となりますが、テストケースとして早ければ一月中にもホームページ上でプロジェクトを走らせてみようと考えています。
 このプロジェクトは"SIGRE-HIKO"の構想にとっては欠かすことのできない、そして本来なくてはならなかったものとなるはずです。つまり、古生物学上の「ミッシング・リンク」の概念とさほど遠くない位置付けになるでしょう。(ちなみに「ミッシング・リンク」とは進化などを論ずるときに使われる言葉で、たとえば猿から人間へと進化する途上には必ず類人猿なる存在があるはずだと理論的に考えらるときに、実際に類人猿の化石が見つかった場合に「ミッシング・リンクが見つかった」というふうに使われます。)
 このプロジェクトのアウトラインだけでもできていたら、12月12日の会はもっと有意義なものになっていただろうと考えると、悔しくてやりません。ですが、逆説的に考えてみると、あの場で構想の曖昧性が明らかになったからこそ、比較的早い段階でこのプロジェクトが浮上することになったということもできるでしょう。
 いつも本当に真剣に話を聞いてくださる皆様、本当にありがとうございます。皆様がいるからこそ、少しずつではありますが、構想が形になっていっているのだと思っております。
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2008年12月22日

REPORT 15 成功回避型の心理

 本当はもっとやれるのに、潜在意識が勝手にブレーキをかけて成功を無意識的に回避しようとする心理のことを「成功回避型の心理」というそうです。そもそもは総合職として出世した女性が、同僚の男性に妬まれないように、そういった心理が生じたということだそうですが、この心理については幅広い分野に応用して考察できると思います。
 僕の実家がそうなのですが、たとえば江戸時代からの百姓である場合、村八分などを恐れて目立った行動を取ることを習慣的に控えます。また、同じ百姓同士だけではなく、支配者である侍身分の人間から目を付けられると更に厄介になるために、ここでも意識的にせよ、無意識的にせよ、成功回避的な行動を取るようになります。また、地域的な問題も無視できません。東北地方は古代より中央の支配を受け続けていました。もう千年以上も前の話ですが、蝦夷(えみし)と呼ばれる民族が朝廷に対して幾度となく反旗を翻していた時代がありました。坂上田村麻呂や征夷大将軍という、キーワードが現れるのはこの頃のことです。征夷大将軍という言葉も象徴的ですよね。源頼朝依頼、日本の実質的な最高権力者が就いた地位が征夷大将軍ということになるのですが、その意味は読んで字の如く、蝦夷つまりは東北地方を征服する任務を負った将軍なわけで、東北人は支配されることが宿命付けられていたという言い方もできると思います。言い換えれば、東北人は支配されることに慣れているのです。
 東北出身であり、百姓の出である僕はまさに成功回避型心理がもっとも発動しやすい環境で生まれ育ったということになります。もはや、遺伝子に組み込まれていると言ってもいい。この成功回避型心理という実に厄介な病に感染していると気付いたのは、本当に最近のことです。たとえば僕は最近まで小説家を目指していたわけですが、思い返してみれば、落選を知ったときは確かに落胆するのですが、その一方で安心している自分も確かにいたのです。それには、プロとしてやっていく自信がない、まだモラトリアムを終わらせたくない、という意識も働いたのでしょうけれども、それ以上に潜在意識上でこの心理が働いたことが大きいように思われます。
 ワタミグループの総帥、渡邉美樹さんは幼い時に母親を失い、また父親の会社が倒産するという不幸を体験している方なのですが、何かの著書でこんな趣旨のことを言っておられました。
「不幸が起きると、やっぱり自分には不幸が合っているのだと安心している自分がいました。不幸に慣れてしまっていたのです。この自分を払拭するために、私は内心で人知れず壮絶な闘いを繰り広げていました。自分は成功していいんだと自分自身に常に言い続けていたのです」
 これこそがまさに成功回避型との闘いでしょう。そして、渡邉さんは見事その心理に打ち克って成功を収められた。僕が見本にすべき実話がここにあると思います。
 今僕は想像していた以上に順調に事を進めています。それはそうなるように着実準備を進めてきたという経緯があるのですが、ここで慢心しては事がだめになる。それ以上に恐ろしいのが成功回避型の心理です。成功することに躊躇し、失敗することに安息を覚える。これでは一生堂堂巡り。まるでデフレスパイラルのような負の螺旋を下り続けることになります。そこから脱するためには、渡邉さんのように成功していいのだと自己暗示をかけることが必要でしょう。そして、何より、これだけやったんだから当然成功するだろうと自他共に認めるほどの努力をする必要がある。
 文法的にやや間違っているかも知れませんが、僕は最近自分自身に対して言い聞かせている言葉があります。
 やるべきことを、やるべきようにやれば、奇跡は奇跡でなくなる、と。
 あるいは成功者と呼ばれる、各世界のトップに君臨する人々は自分が立ちえている場所が頂点だとは認識していないのかも知れません。彼等はこう言うでしょう。無我夢中でやっていたら、この場所にいただけだと。その境地に至ることが理想です。このステージに到達することができれば、成功回避型の心理は見る影もなくなっているでしょう。
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2008年12月20日

REPORT 14 現実と幻想が交差する空間

 あらゆることは、面白いか、面白くないかの二択でしかないと僕は思っています。
 ”SIGRE−HIKO”を構想する上でも、東京プライズエージェンシーの業務を考える上でも、その案は本当に面白いのか、と自問します。それは同時に、何ものにも侵されえない聖域として、ある一定の「遊び」の領域を保たなければならないということでもあります。そのゆとりを失ってしまったとき、この構想自体が瓦解するのだと思っています。
 若い方々の夢をサポートするには企業として利益を上げる必要があります。ただし、その尊い志を養うためには、その金は絶対にきれいなものでなければならないとも考えています。確かに、理想論かも知れませんし、書生論かも知れません。しかし、荒れ狂う海に乗り出そうとしているとき、船長たる人間は目の前の波ばかりに気を取られてはならない。視線を上げて、嵐の彼方に希望を見出す必要があるのだと思います。それが理想であり、志である。つまり、リーダーたる者はどんな状況に置かれた場合も、いや苦しい状況に置かれた場合にこそ、夢を高らかに唱えられなければならないのです。
 部下はきっとこう思うでしょう。こんなときに、何を暢気なことを、と。
 けれども、リーダーがゆるぎない自信に満ちた表情で、同じ夢を唱え続ければ、あるいは本当に夢が現実になるんじゃないかと、部下は半信半疑ながら思い始めます。そして、リーダーがその夢に向かって一心不乱で突き進む様子を傍らでみるにつれ、部下は次第に心の底からこの人を助けたい、この人について行きたいと思うようになる。こうして、集団が一丸となったとき、恐るべき力が生じるのだと思います。
 僕は夢を語ります。くどいほど、夢を語っています。そして、青臭い理想論を吐き続けます。
 この構想が続く限り、僕は夢を語り、理想論を掲げ続けようと思っています。
 僕の夢の一つが、"SIGRE-HIKO"の構想です。喜ばしいことに、この夢は今や僕だけの夢ではなくなってきている。この現実と幻想が交差する空間、"SIGRE-HIKO"を、現実の側面からしっかりとサポートする役目を負っているのが、鞄結档vライズエージェンシーです。"SIGRE-HIKO"が常に面白くあるために、鞄結档vライズエージェンシーはきれいな金を集め続けなければなりません。確かに理想論ですが、それは不可能ではないと僕は考えています。そのための準備を今僕は少しずつではありますが、進めているわけです。そして、きっと二年後、三年後にはしっかりとした形として世の中に提示することができるようになると思います。
 これが"SIGRE-HIKO"だと。これが東京プライズエージェンシーだと。
 "SIGRE-HIKO"がより多くの人に共有される夢になることを、僕は願います。
 つまり、これは一緒に夢をみませんかという、ある種の提案なのです。
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2008年12月19日

REPORT 13 ストロベリー・ファーム

 ”SIGRE−HIKO”の中で、中核に育てて行きたいと当初から考えていたユニットがあります。
 それが女子大生による、本気の文芸ユニット「ストロベリー・ファーム」です。
 構想自体は前々からあって、ぼんやりとした輪郭だけがあったんですが、昨日、今日とその中核メンバーと話しているうちに、とても素敵な案が浮かびました!彼女たちが発行することになる、メールマガジン『ストロベリー・ファーム通信』についてなのですが、その企画の内容が面白い!もしかして、先行する文芸系のメールマガジンを短い期間で圧倒してしまうかも知れません。それだけの潜在能力を持ったメルマガになると思います。第一、一読者として僕が『ストロベリー・ファーム通信』創刊号を早く読んでみたい。残念ながら、企画の段階ですので、今の段階では詳しい内容はここには書けませんが、きっといけます。ヒットの予感です。目標である3000人以上の登録による殿堂入りも夢ではないかも知れません。いや、本当に面白いことになってきました。
 きっと素材として最高の物ができるでしょう。後はプロデューサーとしての僕の手腕にかかっているわけです。せっかくの素材も、提供の仕方によっては日の目をみないことにもなり兼ねません。そうならないためにも、がんばろう!やる気のメンバーを見て、そう心に決めた僕でした。
 
 *『ストロベリー・ファーム通信 創刊号』は2月に発刊予定です。
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2008年12月17日

REPORT 12 答えは歴史の中にある

 今日は久々に映画を観てきました。
 三国志をモチーフにした『レッド・クリフ』です。
 元々歴史が異常なほどに好きだった僕なのですが、最近はそういった映画も小説も見ることがなくなっていました。今日の映画で、自分が何者であるかを思い出しました。
 戦闘シーンは格別で血沸き肉踊る思いをしました。それ以上によかったのが人間ドラマです。三国志の主人公として常に描かれる劉備と関羽、張飛などの主君関係はもとより、敵として描かれる曹操の徹底ぶりも、僕としては信長や政宗を見ているようで痛快で、さらには今まであまり興味のなかった呉の孫権についても、偉大な父と兄の影に悩む姿が印象的でした。それぞれ、まるでタイプの違う指導者ですが、それぞれ魅力的です。今の時代のリーダーにも相通じる特質があるに違いありません。

 歴史はある環境におかれた、ある種の人間が精一杯生きた結果がまざまざと描かれているもので、残念ながら人間性というものは科学的な進歩に比べて明らかに進化の速度がおそく、それゆえに我々は十分に1800年も昔の歴史上の人物の生き方を自分の生き方とオーバーラップさせてみることができます。

 特に人間性を浮き彫りにさせるのが戦争です。
 戦争とは極限状態の命のやりとりで、無論、双方はぎりぎりいっぱいの真剣勝負を繰り広げます。その中で常に冷静に状況を分析し、一見、人を小馬鹿にしたような戦術を用いる諸葛亮はやはりかっこいい。ああいうふうに颯爽と知性を用いることができたらどんなにいいかと思います。その彼を三顧の礼で迎えた劉備という人の人柄は、あるいは僕が目指すところなのかも知れません。理想を貫こうとし、その理想のために敗北を余儀なくされることもなる。彼のもとに集った将星たちは、この劉備の仁徳に惹かれて命をかけているのであり、彼に文句をいうことなく、その理不尽ともいえる理想を遂行使用する姿がまた潔くて美しい。
 さらに孫権軍の最高司令官、周ユとその妻小喬との恋愛模様も戦乱の世の中だからこそ余計に尊くうつりました。
 不況といえども今は平穏な世の中です。しかし、年間3万人以上の自殺者が出ているということは、実は我々は見えない戦場の中にいるのかもしれません。そして、ほとんどの人が自分が戦場で戦っていることにすら気付かずに日々を過ごしている。何かを為そうとしている人、または、すでに何かを成し遂げている人は、きっと自分を取り巻く環境を戦場として正しく認識し、極限まで自分を高めることができるのでしょう。だから、誰も彼らには勝てない。人知れず命のやり取りを覚悟した時、人は極限までの力を発揮することができるようになる。平穏の中に戦場を見ることができる人こそが、リーダーとなるべきなのでしょう。
 少なくとも、僕はそうありたいと思っています。

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2008年12月16日

REPORT 11 一目惚れ

 もう完全に一目惚れでした。
 そのロゴを見た瞬間に、「これです、これで進めてください」と言ってしまっていました。別案も作って下さっていたにも拘わらず、僕はデザイナーのYさん、それにB社の社長Tさんの説明を聞く前にもうそのロゴに決めてしまっていました。それほどにそのロゴの完成度は高く、しかも僕が要求した全てを盛り込み、さらにはそれ以上のエッセンスまで注入していただきました。まさにプロの業です。デザイナーのYさんの努力の跡がにじみ浮くような力作です。これが僕が求めていた「世界一かっこいいバラ」、その名も「プライズ・ローズ」です。皆様には近日中に、ホームページの方でお見せできるかと思います。
 とにかく、よかった。ほっとした。実は、当社においてシンボルマークはかなり重要な意味を持つと当初から想定されていて、8月にはすでにロゴの素案検討に入っておりました。それでも素人が頭を寄せ集めても良い案がなかなか出るものではなく、藁をも掴む思いでB社さんにお願いしたのでありました。それで生まれたのが、そのロゴです。
 帰りの電車、僕は渡されたロゴをずっと見つめながら、感無量でした。危うく涙を流しそうになりました。
 これで本当にやっていける、会社としてやっていけるんだという確信を抱かせてくれるロゴの美しさでした。
 興奮さめやらぬ僕は、スタッフを呼び寄せ、どうだろうかとそのロゴを見せました。彼女も全く僕と一緒の反応ので、一緒にがんばろう!と思いを新たにしたのでした。
 完成した「プライズ・ローズ」を活かすも殺すも、あとは僕の手腕にかかっています。もちろん、それにはスタッフや様々な方々の協力を仰がなければならないのですが。いずれにせよ、より多くの人に「プライズ・ローズ」が認知されるように頑張っていこうと思います。
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2008年12月13日

REPORT 10 予測不能の化学反応

 昨日はたくさんの皆様、お集りいただきまして本当にありがとうございました。
 ”SIGRE−HIKO”について、うまく説明することができず、後悔しきりでございます。修正すべき点は早急に修正し、さらに面白い構想にまとめあげることを皆様にお約束いたします。最近の急加速で、3年で出版社の方々に相手にしてもらえる組織にする、という目標を完全に忘れ去って驕っていたきらいがあったように反省しております。本当にさまざま勉強になりました。
 その一方で、時間いっぱいまでいろいろな方面の話で盛り上がっていましたね。それについて大変うれしく思っております。
 S教授とH出版のA君の運命的な出会い(笑)、M社のMさん、O出版のFさんを中心とする学生さん達の、男子禁制のまとまり(異様に盛り上がっていたので、何を話していたのかとても聞きたかったです)、それに僕についてはAさんとY君との技術的な話、恐るべき知識量をほこるO出版のHさんとY先生の、業界についての話など、予測不能の化学反応が随所で発生していてそれぞれすごいエネルギーを発しておりました。
 二次会につきましては、出版社の皆さま方と終電ぎりぎりまで大いに盛り上がりました。宇都宮まで行っていたのに、2次会から参加してくれたP社のIさん、本当にありがとうございます。2次会の内容につきましては、本当はここに書いてしまいたいくらいにとても面白かったのですが、O出版のHさんと完全にオフレコで、との約束でしたので、残念ながら詳細は書きません。とにかく、とんでもない数の引き出しを持ち、頭脳明晰なHさんの実に人間らしい面が見られて本当に楽しかったです。やはり、関根勉は理想です(笑)。それにH社のA君については相変わらず面白かったです。A君にはできれば、やはり彼を圧倒するほどの若いエネルギーをぶつけてみたいですよね。どんなことが起きるか見てみたいです。次回はご期待ください。また、2次会の会場を設定してくれた、Uさん、アルバイトご苦労様でした。そして、ありがとうございます。僕らが盛り上がりすぎていたせいで、入ってこられなかったのかもしれませんね。配慮が足りず申し訳ありませんでした。次は一次会からご参加ください。
 また、さっそくですが、二月の頭の土曜日の夜に第二回目を開催予定です。詳細につきましては後ほどご連絡いたしますので、お友達をお誘いの上ご参加くださいませ。きっと予想しなかった化学反応的出会いがあると思います。
 その時までに、面白く、しかも実践的なプランを練り上げることをお約束いたします。まだまだ形定まらず、走り出したばかりの組織ですが、皆様どうか今後もあたたかい目でお見守りください。
 
 M社のMさん、代表幹事ご苦労様でした。本当に助かりました。
 Oさん、写真撮影、ご苦労さまでした。大変よく撮れておりました。
 Nさんのお友達のKさん、僕と普通にお話くださり、ありがとうございます(笑)。
 N大学のYくん、Yさん、Aさん、ライフストーリー事業に関する問題点につきましては必ず一週間以内に修正案を提示いたしますのでご期待ください。

 
 *ホームページの方に写真ページへのリンクを作っておきました。
  (パスワードは会場となった店の名前(ローマ字小文字)です)
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2008年12月11日

REPORT 9 明日の集まり

 明日の会は思った以上ににぎやかなことになりそうです。
 学生の方々、出版社の方々に加え、大学の先生方や僕が話させていただいたクラスの学生の方も参加していただけるということで、本当に楽しくなりそうです。出版社の方や先生の中には”SIGRE−HIKO”についてまだ詳しくはお話していない方もいますので、どういった反応を示されるか怖くもあり、楽しみでもあります。ともかく、僕一人が話して会が終わった、なんてことのないように気をつけます。出版社の方にも、学生の方にも違った目的を持って参加する方もおられるので、それについては十分配慮いたします。
 また、二次会についても興味のある方は参加してください。Y先生のクラスの方が、別の店を確保してくれているようなので、話足りなかった方はそこで存分にお話しましょう。
 これは反応次第ということなのですが、もし出版社の方が”SIGRE−HIKO”について大いに賛同してくれるようでしたら、新たな展開について構想がございますので、その点におきましてこちらの方からお願いをすることがあるかもしれません。その際は協力お願い致します。
 では、皆様、明日お会いしましょう。不明なことがありましたら、遠慮なく連絡してください。

 最後に、代表幹事をお願いしています、M様。僕はきっと話したい放題になっているとおもいますので、会の運営につきましてはよろしくお願い致します。
posted by 発起人 at 16:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年12月09日

REPORT 8 大学にて

 今日はいつも本当にいろいろお世話になっている、とある大学のY先生の授業に参加させていただきました。実はその大学は僕の母校でありまして、と言っても中退だったのですが、学科は違えどもこのような形で生徒さんの前で話す機会を与えていただけるとは、無論、思ってもみなかったことでございます。荒唐無稽な僕の話を、皆様、本当に真剣に聞いていただいて感謝しております。それに何より話している僕が楽しかった。90分という時間が短く感じたほどでした。
 本当はSIGRE−HIKOの活動の細部について、お話したいことがまだあったのですが、それについては後日お会いしたときにでもお話いたします。興味のある方は是非ご一報ください。また、12月12日(金)の集まりについてですが、Y先生ともう一方分しか席を取れないと申し上げましたが、先ほど確認したしましたところ、5席分確保できましたので、もし興味がある方は僕に直接でもいいですし、Y先生を通してでも結構ですので是非ご参加ください。更なる構想についてお話できればと思っております。
 SIGRE−HIKOは今はまだシステムも整っていない小さな組織ですが、しっかり機能できるよう、皆様どうかご協力ください。また、様々なことでお役に立てればと思っております。
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2008年12月07日

REPORT 7 宗教心か、あるいは清廉なる献身か

 祖母のことを思い起こします。
 僕は俗に言うおじいちゃん、おばあちゃん子で二人からは実の子のように可愛がられてきました。ですから、今でも父の日、母の日には二人にも何かしらのプレゼントを贈るようにしています。
 祖母に関して思い出されるのは、駅弁で食べるカツ丼です。僕がまだ小さい頃はまだ近視は珍しかったのですが、僕はどういうわけか小学校低学年の頃から目が悪く、メガネをかけるかどうかの瀬戸際でした。幼い孫がメガネをかけるのは不憫だということで、祖母は様々な眼科に僕を連れて行き、いろいろな先生の紹介を頼りに、遂には視力を回復させるとテレビや新聞でも取り上げられたことのある仙台の眼科医の元にたどり着いたのでした。薬の点眼による治療という、簡単な方法で視力は確かに0.6から最高で1.2まで回復しました。ただし、月に一回鈍行で一時間半以上もかけて仙台に通わなければならず、また毎日3度かかさず点眼しなければならず、ということで面倒になり、僕は治療を放棄しました。それでも、小学校6年生までメガネをかけずに済んだのは祖母のおかげだったに違いありません。毎月、一度の仙台行きの中で、僕が一番楽しみだったのが、電車の中で祖母と食べるカツ丼でした。世の中になぜこんな美味しい物があるのだろうと感動できたのは、仙台という都会で、しかも電車の中で食べるという高揚もあってのことでしょうが、今でもたまにカツ丼を食べるときはその時の記憶が甦るのか、何か違った旨味が混じるような気がします。
 高校や大学受験の時はもちろんのこと、僕が無謀にも小説家になると宣言したときも、祖母は僕の願いがかないますようにとお守りを買ってきてくれました。宗教心どころか、神棚や仏壇に手を合わせる習慣すらなかった傲慢この上ない当時の僕は、祖母の気持ちを考えることもなく、こう冷たく言い放っていたように記憶しています。「神や仏が願いをかなえるんじゃない、頼れるのは自分自身の力のみなんだ」と。そして、きっとお守りはいつも受け取らなかったのだと思います。あるいは、受け取ったとしても鼻で笑って結局は放置していたか。今も根本的に変わりはありませんが、当時の僕は宗教に対して全くもって寛容ではありませんでした。
 けれども、最近、初めて人のためにお守りを買うという、以前からの僕を知る人にとっては有り得ないような行動をとるにつれ、自然と祖母の気持ちがわかるようになりました。そして、今はなんてひどいことをしてきたんだと思うようになりました。誰かのためにお守りという行為は、宗教とか、そういう思想的な話ではまるでないのです。ただその人のことを想うという気持ちが、形となってそう表れたということに過ぎない。それは僕の語感における「宗教」に必ず混じっていた、宗教を通じての何らかの強い欲求という意味合いではなく、むしろ欲求とはまるで方向性の違った、その人を想っての清廉なる献身なのではないでしょうか。
 幸いなことに、祖母は相変わらず元気です。僕の実家のある集落は、95歳越えがあたりまえの、恐ろしく平均寿命が長い地域なので、あと少なくとも20年は孝行できます。ただ、いきなり僕の態度が変わったら、逆に何かがあったのではないかと心配するでしょうから、まずは実家に帰ったときには仏壇と神棚に手を合わせるという、そんな程度のことから贖罪を始めようと考えています。 
posted by 発起人 at 16:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

REPORT 6 地下一階の煌びやかな世界

 おとといの事です。その日は池袋でM出版社のMさんと食事をしました。四月に初めて会うようになって、これで何度目でしょうか。「密会」と称して、月に1度くらいはご飯をご一緒して頂いております(笑)。相当に本を読まれている方であり、また本の趣味も僕ととても合います。彼女との出会いがなければ、”SIGRE−HIKO”の構想を実現しさせようなどとは本気では考えなかったかも知れません。いつもまくし立てるように話す、僕の話を温かく聞いていただき、また夜遅くのくだらい電話にも付き合っていただき、本当に感謝しております。いつもは面と向かってなかなか言えないので、この場を借りて。
 さて、おとといは池袋のジュンク堂で待ち合わせたのですが、ホームページ作成関連やその他の本を買う必要があって、二人で数フロアを回っていました。それで最後にMさんが今度の仕事でどうしても読まなければならない本がある、ということで連れて行かれたのが、ジュンク堂の地下一階、一番奥まったところにあるキラキラの場所でした。いわゆるボーイズ・ラブと呼ばれる分野のコミックなどが集められたその一角には、あたりまえの事ですが、男など僕一人しかいませんでした。予想に反して結構かわいい感じの若い女の子たちが静かに本を選んでいました。小さなカルチャーショックです。あ、こんな世界があるんだと、未だに田舎者が抜けきれない僕は、都会はすごいななどと感心してしまいました。
 Mさんの会社の傘下には、そういった種類の書籍を扱う会社もあり、そこで新しい文庫のレーベルを立ち上げる企画があって、営業部所属ながらMさんもそれに協力することになり、「BL(ボーイズ・ラブ)を読む女の子たちがターゲットになるか調べなければならないのよね」との話でした。「あ、そういえば、今度の集まりにくるよ」と、口を滑らせてしまった僕。「なんですって」と目の色を変えて喰らいついてくるMさん。滑ってしまったものは仕方がない。「話が聞けるか、きいてみるよ」と請け負ってしまったのでした。BLを読んでいるということは、女性の方たちはあまり公にしたくないらしく、やばかったかな、と反省しましたが、話の流れ上仕方ないと自分を慰めつつ、腹が極限に空いていたので、ご飯を食べにいきました。
 ここではいつもどおり、僕の話でほとんどの時間が費やされたのでしたが、次にMさんに連れて行かれた妖しげな喫茶店(隣では風俗関係の子が店の関係者らしき人と移籍について話していました)では、今までとは立場が一変しました。「BLとは彼女たちにとってファンタジーなのだ、決してエロではない」との論調でMさんが熱く語り出したのでした。僕もほとんど知らない世界のことだったので、興味深く話を聞かせていただきました。Mさんが熱く語り、僕が静かに聞いて時折質問するという構図は今まであまりなかったはずです。あ、この方はこういう分野になるとこうまで活き活きするんだ、と妙に感心しました。
 期待を裏切ったらまずいと思い、Mさんと別れた後、すぐにその子に電話をして、「BLについて話を聞きたいそうなんだけど、協力してくれる?」と聞くと、困った感じで笑いながらも「いいですよ」ということだったので、一安心。ほんと、よかった。
 それにしても、今度の会はいったいどういう方向に進んでしまうのでしょうか(笑)。みんなそれぞれの思惑があって参加することになりそうです。その場が必要とされることは、僕にとってもうれしい限りです。
 実に、面白いことになってきました。
posted by 発起人 at 12:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記