2009年06月03日

REPORT 76 東京を生き抜くということ

 日本有数のターミナル駅である池袋駅が徒歩圏にあり、日本最大の書店、ジュンク堂書店があり、西武百貨店本店があり、ビックカメラ本店があり、サンシャイン通りがあり、東急ハンズがあり、サンシャイン60が目前にそびえ立ち、そして見渡せば無数のオフィスビルが建ち並んでおります。
 これが東京だと、当初僕ははしゃいでおりました。
 けれども、東京の真価というものは、そう言った表面的な部分に集約されるわけではございません。
 まるで宮崎駿監督の映画『天空の城ラピュタ』で、ラピュタの真価が表面の豪華な建物にあったわけではなく、そのコアの部分にあったように、東京もまたそのコアの部分に真価を隠し持っている。
 そのコアとは、人間のことです。
 世界のメガロポリス、東京は世界の一つの中核と言ってもいいでしょう。
 そこには、おびただしい数の才能が日本中、そしてともすれば世界中から吸い寄せられてきます。
 その個々の才能は、たしかにその地方や地域では抜きんでているのかも知れませんが、東京にはそのレベルが「普通」にごろごろといる。その現実を突きつけられ、多くは淘汰され、故郷へと帰ることになる。
 東京の中核に生き残ることができるのは、本当の才能だけです。(あるいは、その才能達に何らかの形で屈服した者たちか、才能達の余韻を遺産として引き継いでいる者か)
 逆を言えば、東京では恐ろしいほどの本物が平然と生活し、仕事をしているということになります。
 これは考えてみると、当たり前のようで、でも実際にはあまり意識しないことでもあります。
 
 先日、僕は「本物」を初めて実感いたしました。
 東京にはすごい人がいる、と感嘆いたしました。そして、それ以上にうれしく思ったのです。
 東京とは面白い、と。
 
 プライバシー的な問題以上に、今当社はどの会社と組ませていただくかという点で大変繊細な立場にありますので、その会社または人物について、このブログにおいて特定することは控えさせていただきますが、とにかく、僕はとても面白い方に出会ったわけでございます。
 社会的な地位があるばかりでなく、ビジネスマンとしても成功しているその方にあいさつにいく機会を得て、僕はまあ10分程度の形だけのあいさつで終わるんだろうな、と思って赴いたのですが、なぜか気に入られ、話が進み、本当に忙しい方だというのに、結局は3時間以上も独占してしまった次第でございます。
 1時間の講演会において40万円ほどで依頼を受けるということだったので、それから換算してもそのとき僕がどれだけ貴重な時間を過ごしたか、想像していただけるでしょう。
 とにかく、肩書きだけでなく、それにふさわしい風格があり、威厳があったのですが、一対一になれば僕は物怖じするということはございません。人間対人間の話ですから。
 とても懐が深い方で、僕はいつものごとくに無礼なことも平気で好き放題話しただけのなのでありますが、僕がやろうとしていることに対して、それは面白い、と何度も繰り返され、即部下に命じて様々な手配をしていただいた次第でございます。
 その手配について、まだ結果が出ておりませんから、ここに詳細を書くことができませんが、その提案は僕にとってあり得ないほどに好条件でありました。
 しかし、帰ってから提案を精査してみると、その方にとっても確実に利益になるということがわかる。しかも、関係が崩れないために、しっかりと両方が得をするように、つまり成功者が常に口をする「WIN-WIN」の構図ができあがっていたのでした。
 決断とは一瞬の判断によります。そして、成功者とはその決断力によって、他者を圧倒している。それだから、平等である24時間という持ち時間を、より有意義に使うことができるのです。
 その方が僕の中に何を見いだしたのか、はかり知ることはできません。
 ただし、間違いなく言えることは、長年培ってきたその「目」で何かを見たと言うことでしょう。そして、僕がやろうとしていることが、その方の目にも魅力的に映った。
 
 これは、何としても期待に応えなければなりません。
 これこそはチャンスです。逃す手はない。
 僕にとっても、これからの人生において、そういった一瞬の決断で全てが決まってしまうという局面が出てくるのだと思います。
 そして、信じられるのは、結局は自分自身しかいない。
 また重要なのは、成功をもたらすチャンスから決して逃げてはならないということです。
 
 さっそく、今日はサービスを固めるべく、関係法人様の間を駆け巡っておりました。
 見積もりを出してくれと言うことでしたので、いきさつを話し、こういったことになるかも知れないと正直に打ち明けると、その担当の方の対応も一変し、申し遅れましたが、こういう者です、と名刺が差し出されました。これには苦笑です。
 やはり、肩書きなどによって、相手の態度は変わります。ビジネスとは結局は人と人とのつながりであるようです。
 そして、何より僕が今すがすがしく動き回っていられるのは、今の僕にはただ一つの嘘もないからです。
 失敗は失敗として認め、今回、その方と会って話すときも、今現在の自分の状況を包み隠さず、正直に話しました。
 その方にはこうアドバイスしていただきました。
「おれなんかはこうなるとクジラなんかしか狙わないが、最初の内はイワシやサンマをとってなんとか自分を食わせていくことだよ。そして基礎ができて仕組みができてしまえば、そのうちに大物をとらえることができるようになる」
 おそらく、その方も起業当初は相当に苦労したのでしょう。
 あるいは、今の僕に、昔の自分を照らし合わせていたのかも知れません。そう考えると、サポートを申し出てくれた理由がわかります。
 
 さて、僕は今後どうしようとしているのか。
 その方に服従しようとは、無論、考えておりません。誰かに服従するつもりなら、起業などいたしません。おそらく、その方もそのことを感覚的に感じ取っておられる。だから、終始、当社を独立した会社として立ててくれていたのでしょう。
 それでは僕ができることは何か。
 つまり、それはビジネスだと思うのです。
 ビジネスの成功によって、その方にとっても有益な存在となり、お互いに利益を生む関係となる。それこそが、あるべき姿なのだと思います。そして、そうなるために、まずは「イワシ」を確実にとれるようにならなければならない。仕事を着実にこなしていかなければならない。
 その方から学ぶべき事は、無数にあるでしょう。
 僕が目指すところの一つの答えを、その方は35年かけて体現しているのですから。
 
 
 そういったことがございましたので、本日は前の【おしらせ】で、ライター候補を募集させていただきました。
 やる気のある方、どんどん僕にぶつかってきてください。
 もしかして、本当に面白いことになるかも知れません。
 と、いうか、僕は面白いことになると信じております。
posted by 発起人 at 00:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/29547302

この記事へのトラックバック