2009年05月19日

REPORT 69 オフサイド

 日韓ワールドカップによって、サッカーは一躍国民的スポーツとなりました。
 そのときに、よく知られていなかったオフサイドのルールについて、多くの人が理解したのではないでしょうか。
 オフサイドはいわゆる「ファール」であり、相手側にボールが渡ってしまいます。つまり、攻撃の失敗です。
 ただし、オフサイドとスルーパスからのゴールは、本当に紙一重のこと。
 天才と馬鹿よりも紙一重です。
 代表戦だったか、オリンピック予選だったか、とにかく日本代表の試合をテレビで見ていたときのこと、解説の誰かがオフサイドを取られた選手を拍手で讃え、こんなことを言っていました。
「よしよし、その調子でいけ。10回に1回でもオフサイドにならなければ、それは成功なんだ」
 つまり、9回の失敗も含めて、それが成功となるということです。前の9回のチャレンジがなければ、その得点はなかったのですから。
 繰り返しますが、オフサイドとスルーパスからのゴールは紙一重です。
 そして、チャレンジがなければゴールはあり得ない。
 
 僕の人生はオフサイドの連続だったと言っていい。
 つまり、ファール、失敗の連続でした。
 けれども、僕はどんな局面におかれても、一度たりともチャレンジすることを止めなかった。それだけは誇れることだと思っております。オフサイドはそういった意味で、チャレンジの勲章とも言えるのではないでしょうか。
 この勲章が積み重なることによって、ようやくゴールにたどり着けるのだと僕は信じております。
 サッカーの試合を見ていてもそうなのですが、オフサイドを繰り返していると、ゴールの予感というものを、実際に試合をしている人だけでなく、見ている人みんなが感じる時があります。そういうときはたいてい、まもなく本当にゴールシーンを見ることとなります。
 今、その段階なのだと僕は思っています。
 オフサイドの連続。失敗の連続。けれども、それはゴールが生まれそうな予感を抱かせる失敗です。成功直前の失敗。それはきっと、成功のための失敗なのでしょう。その失敗がなければ、その成功はあり得ないという、因果関係にある失敗。つまりは尊い失敗。
 そう考えてみると、有意義な失敗は恐れるべきではありません。忌み嫌うべきでもない。尊ぶべきことなのかもしれません。
posted by 発起人 at 22:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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