2009年03月09日

REPORT 43 定款

 
  第1条 当会社は、株式会社東京プライズエージェンシーと称する。
 
 会社の憲法ともいうべき、定款。会社法の定めに従いながら、第2条目的、第3条本店の所在地と、その1条1条に夢を託してゆきます。それが何か神聖な儀式のようで、書いている間中、敬虔な心持ちになりました。
 それは会社を設計してゆく作業であり、それは同時に夢を描いていく作業でもあります。
 第35条まで書き終え、最後にこう記します。
 
 以上株式会社東京プライズエージェンシーを設立するため、この定款を作成し、発起人が次に記名押印する。
 
 そして、日付を入れ、発起人である僕の名前を記入し、実印を押印して、定款が完成します。
 これが、予想外に感動的な作業だったのです。会社を作っているのだという実感が否応なくわいてくるのです。さあ、やるぞ!と志を新たに致しました。
  こうして、会社の骨格ができたので、後は公証役場で公証人の方に認証していただき、法務局で必要書類とともに登記すれば株式会社が誕生します。
 会社設立は行政書士の主要業務の一つです。この作業を仕事とできるのは幸せなんじゃないかと、今更ながら思ったのでした。僕が受注を受けて、代理人として定款を作成させてもらった会社が大きくなっていくのを見るのは、自分の会社が大きくなるのと同様、うれしいことに違いありません。ともに成長できればどんなにかいいだろうと思います。できれば、志の高い方のお手伝いができればと思っております。
 
 まだ行政書士の営業登録が済んでいない状況ですが、独立して店を持ちたいと言っていた知人がおりましたので、見込み客獲得のために、先日、時間を見つけて飲みに行きました。正直言ってしまえば、この酒が本当にまずかった。久々にまずい酒でした。
 彼は僕に対して、臆面もなくこう言ったのでした。
「会社を大きくしようなんて、考えてないんだよね。親の遺産だけでは飲み代にことを欠くから、独立して稼ごうかと思ってさ。べつに飲めればいいんだって」
 もし行政書士登録が済んで、彼が僕に会社設立、定款作成業務を正式に依頼してきたとしても、僕は断ろうと思っています。開業当初の苦しい時期こそ、妥協してはならないと僕は考えております。一度妥協すれば、あとは妥協の連続となり、理念が失われてしまう。
 世の中はそんなに甘くない。きれい事など通用しないのだ。
 そう忠告くださる方もいるでしょう。けれども、僕はこう思うのです。
 きれい事を高らかに唱えられなくなったとき、僕の会社は存在意義を失う、と。
 こんな時代だからこそ、青臭いきれい事を唱えよう。
 こんな時代だからこそ、正義を唱えよう。
 それが東京プライズエージェンシーの理念であるのです。
 きれい事で飯が食えることを、僕は証明して見せようと思っております。言うまでもなく、そのためには並大抵ではない努力が必要となります。苦難が待ち受けているだろうと思います。敵対する何者かも現れるだろうと思います。僕はそれらと戦う覚悟ができております。それらに打ち勝つ自信があります。
 皆様におかれましては、温かくも厳しい目で、これからも僕と東京プライズエージェンシーをお見守りください。
「ところでこの会社はどういう会社なのですか?」
 様々な方から同様の質問を受けました。それに対し、僕はこうお答え致します。
 東京プライズエージェンシーは人の助けになる会社であると。正義の会社であると。
 
 この会社は1円たりとも汚い金は稼がないと、ここに約束致します。
posted by 発起人 at 21:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
人を蹴落としてまで大きくなって会社は強欲と嫉みまみれで空気が淀んでます。
決して驕らず人の為、世の為になることは神聖に満ち溢れています。
はじめ、それは綺麗ごとだと言う人もいることでしょう。でもやり続けることに意味があると思います。
Posted by チャッピーママ at 2009年03月10日 08:17
温かいお言葉、本当にありがとうございます。
自分がやろうとしていることに自信が持てました。
僕も『日本で一番大切にしたい会社』に出てくるような会社を目指しております。
これからも、応援よろしくお願い致します。
Posted by 発起人 at 2009年03月10日 14:38
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