2009年02月04日

REPORT 27 趣味、起業

 起業がこれほど面白いとは思いませんでした。時間を忘れて没頭してしまう感覚は、まるでロールプレイングゲームです。この面白さを一度知ってしまえば、もうテレビゲームをやらなくなるでしょう。はるかに現実の方が面白いのですから。
 今日は契約がならなかった要町のエイブルに行って担当者に奮戦してくれたことに感謝の言葉を述べて参りました。いやー残念です、と頭に手をやる担当者の姿はまさにCMそのまま。僕以上に僕の部屋のことを考えてくれている人の姿でした。この方がいたからこそ、要町の物件がだめだった後も、性懲りもせずに別のエイブル、目白店に向かったのです。きっと、エイブルになら本当に探している人の立場で考えてくれる人がいると信じて。そして、結局はTさんと出会い、要町の物件よりもさらによい条件の物件を探し出すことができ、また契約ということになったのでした。部屋探しもドラマです。いい人に出会わなければ、いい物件には出会えない。すべては人と人とのことなのだと改めて思いました。
 エイブルの次には、結構距離があったのですが、歩いて法務局まで行ってきました。オフィスが決まったのでいよいよ本格的に起業の準備です。まずは「株式会社東京プライズエージェンシー」という名前が登記可能かどうか調べなければなりません。商号調査と呼ばれるその作業は、2006年の会社法施行以前は割と重要な作業だったようですが、施行以後は同じ住所に同じ商号がなければほとんど大丈夫という風に条件が緩和されたそうです。僕の場合で言えば、とにかく登記を行う住所に「株式会社東京プライズエージェンシー」という名前の会社がなければいいのです。やはり、同じ住所どころか豊島区内にそんな長い名前の会社は他にありませんでした(笑)。ちなみにいつかは独立させて株式会社化しようと考えている「ストロベリー・ファーム」という名前もなかったので、これもやろうと思えばその名前で登記ができます。
 その後、部長との約束まで時間があり、しかも法務局の下がちょうど労働基準監督署だったので、退職に向けてどれだけ年休を使うことができるのか、相談にいくことにしました。一応、会社の名前を伏せて、契約書と就業規則を持って行き、僕の計算に間違いはないかを確かめてもらいました。結果は僕の計算通り、23日間まるまる年休がとれるということでした。僕の最終勤務日の計算もばっちり。ここでも行政書士の勉強が役に立ったということになります。なにせ、日々法律ばかりを読んでいましたから、労働法も正しく読めるようになっていたのです。ただ、気になったのは契約社員時代の契約が労働基準法よりも社員に不利な内容になっていて、その契約書に僕が印鑑を押していたことですが、相談員の方によれば、労働基準法よりも会社に有利な就業規則は無効ということで労働基準法、ここでは39条が適応されるということでした。これで、一安心。でも、部長はわかってくれるかな、と一抹の不安を抱えつつ、労働基準監督署を後にしたのでした。ちなみに、労働基準法よりも社員に有利な内容の就業規則は有効だということです。なぜなら、労働基準法というものは労働者の権利を守るというのが趣旨なのですから。
 さて、12:30からは部長との話し合いです。はじめのうちは、無謀だ、やめた方がいい、と部長はもちろん僕のことを考えて諫めてくれていたのでしたが、僕の決意が固いこと、そして一度言ったら後には退かないという僕の性格をよく知っている部長は、最後には納得してくれました。もともと仲がいいので、世間話や最近の話などをして、結局は一時間の会談の予定が、三時間になってしまっていました。何よりほっとしたのは、何もいわずに部長が法定通りの有給消化を認めてくれたことでした。うちの会社で、辞める時に法定通りにきっちり有給をとれたという話を聞いたことがなかったので、ここでも行政書士の資格が活きているのかな、と思わざるを得ませんでした。とにかく、よかった。
 よくなかったのは、時間です。今日は池袋から所沢に帰り、出来上がっている実印を受け取り、市役所で実印登録をして、印鑑証明と住民票を取るつもりだったので、もう大急ぎです。その時点で3:30。役所は5:00にしまりますからぎりぎりかな、と電車に飛び乗りました。そしてダイエーで実印を受け取り、駅に戻るのが面倒だったので、そのまま小走りで市役所に向かいました。時間は16:40近くになっていたと思います。実印登録申請をして待っている間に住民票の申請を済ませ、さらに印鑑証明をとり、何とか17:00前に全てを終わらせることができました。
 このように、日々着実に会社はできようとしています。一つ一つが初めてのことで、新鮮であり、それだからこそ勉強になります。起業活動をして、今まで何も知らなかったんだな、と改めて思い知りました。これからも毎日が勉強ということになるでしょう。けれども、これが楽しいので、まるで苦になりません。まさに、趣味、起業。今の僕にとって、起業は最大の娯楽なのかも知れません。
posted by 発起人 at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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