2009年08月03日

REPORT 99 90%の逆上がり

 小学校低学年の頃の事、僕は逆上がりができませんでした。
 運動神経の良い級友達が、いとも簡単に逆上がりをして喝采を浴びるのを尻目に見ながら、僕は手のひらの皮がすりむけるまで練習し、それなのにあとちょっとのところで鉄棒の上にのぼることができませんでした。
「惜しいな、90%はできているのに」
 担任の先生も、そうやって励ましてくれました。
 
 何となくの達成感。ほとんどできているんだから、いいか。
 手のひらの皮もむけたし、頑張ってやれるところまでやったんだから、いいか。
 
 先生の優しい言葉は、僕にそう納得させるに十分な響きがありました。
 違約すれば、100点までいかないけれども90点。
 
 おそらく、僕はそれからの人生においても、頑張ったからいいか、100点じゃなかったけれど90点だからいいか、と自分に言い聞かせながら生きてきたという面があったと思います。 
 ところが、この「違約」が決定的な「誤訳」だったと最近になってようやく気付いたのです。
 
 90%の成功は、明らかなる失敗です。100点における90点のことでは決してない。
 90%の成功と、100パーセントの成功の間には、0と1との間にある果てしない差違に比例する違いがある。
 
 この90%の成功に到達した時点で、僕は自分への言い訳を完結させ、アクセルをゆるめてしまっていたのでした。本当はここからが勝負所で、アクセルを全開にするべきところだというのに。
 競馬などを想像するとわかりやすいのですが、勝負の世界は「鼻差」などで結果が天と地ほども違ってきます。つまり、能力的には一緒だとしても、最後の詰めが勝負の行方を決するということが、往々にしてあるのです。
 おそらく、成功する人というのは、90%の成功に到達したときにこそ、本気の力を出す。きっと、それを「底力」というのでしょう。「底力」こそが成功の大きなファクターとなる。
 そして、この底力の阻害要因として考えられる最も大きなものが、「成功回避の心理」、つまり成功を恐れて無意識的に回避する心理のことです。(以前よりこのブログを読んでいた方にはお馴染みの言葉だとおもいます)
 
  
 何を言いたいのか。
 今、僕は立ち上げたビジネスにおいて、まさに90%の成功を手にするところまで来ました。
 打ち立てた理論が完全に機能し、八月頭からの広告配信にもかかわらず、ありがたいことにこの週末まで三件の提案・打ち合わせと何件かのパートナー依頼を受けました。
 今までの僕ならば、あるいはこの時点で手綱を緩めてしまっていたかも知れません。
 けれども、今の僕は多くを学んだ、別ヴァージョンの僕です。全力でアクセルを踏むべきなのはここからだと承知しております。
 八月ビッグバンを標榜した僕としては、ここは一気に駆け抜ける必要がございます。
 一つ一つの依頼を、的確、丁寧、着実にこなし、一つ一つ信頼を得ていこうと考えております。
 そして、一つの目標が、九月中の第一回目の「受注制限」です。
 依頼人の方に対するサービスのクオリティーを確保するために、当社では「受注制限」の制度を設けております。おそらく業界の常識に反することと思いますが、僕は明確にそれを定めることによって、依頼を頂いた方へのサービスを充実させようと考えております。それがひいては信頼に繋がるのだと信じております。
 それまでは、とにかくアクセル全開で行こうと考えております。
 
 陣中見舞いに来ていただいている方々、本当にありがとうございます。
 皆さんに励まされ、癒されております。
 同志としてこちらが励ましているつもりが、いつの間にかこちらが癒されておりました(笑)。
 第1回受注制限に達した暁には、焼き肉パーティーでも開催いたしましょう!
 またいつでもお立ち寄りください。
 
 また、パンフレット第2版の制作を請け負っていただいたデザイナーの方には本当に感謝しております。
 当初の計画より二倍の分量を無理に頼み、しかも破格のお値段でやっていただき、本当に助かりました。
 
 さらには簡易パンフレット設置を快諾して頂いた芳林堂書店の社長様、および営業本部長様、店長様、ありがとうございます。さっそく、明日設置に伺わせていただきます。
 
 皆様の助けがあって、やってられるのだと思っております。
 これからもどうぞよろしくお願い致します。
posted by 発起人 at 20:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記