2009年06月12日

REPORT 78 災いを転じて福となす

 
 災いを転じて福となす 
 
 たとえば、落馬して怪我をしたんだけれども、そのおかげで戦争に行かなくて済んで命拾いした、というふうな意味に誤解されている方が多いかも知れませんが、本義はそう言った受動的な意味ではございません。そんな受動的な意味ならば「人間万事塞翁が馬」や「禍福はあざなえる縄のごとし」という言葉の方が適合します。
 災い「を」転じて福と「なす」、ということですから、この言葉は実に能動的であり、主語である人間の意思が強烈なまでに表れる言葉です。
 たとえ災いが起きたとしても、何とかして福にしてやる!という意思がこの言葉には込められています。
 
 大辞林にもこうあります。
「災難にあってもうまく活用して、しあわせになるようにする。」
 
 
 先日、印刷会社さんの方から『未来に贈る自分物語』のB6版のサンプルが到着しました。
 ところが、最後の2Pがあちらのミスで欠けていたのであります。
 けれども、まいったな、と思ったのは一瞬でありました。まてよ、とすかさず思ったのであります。
 その最後の2Pがなくとも、B6版のサンプルとしては十分利用ができます。本文が削られているわけではありませんしね。
 と、いうことで、印刷会社の担当の方にすぐに連絡を入れました。
 ただでさえ風貌が怪しいので、怯えてもらっては仕事がしづらくなります(笑)。クレームという形にしないように、慎重にお話いたしました。
 もちろん、誠心誠意の謝罪を受けたのですが、僕には考えがございました。
 相手のミスを、ミスとならないように、しかもこちらとしてもミスの代償以上に利益を受けられるようにと提案したのであります。
 普通なら、受け取った不完全版を回収してもらい、新たに完全版を作り直してもらうところですが、それでは僕の利益にはならないし、ミスをしたとはいえ印刷会社さんとしても損害を被ることになります。
 ですから、こう僕から提案をいたしました。
「どうせ、できた物はサンプルとして使えますから、これはこれで頂いておきます。それに加えて、ちょうどA5版も試してみたかったので、そちらを超割安価格でやってもらえませんか?」
 そう言うと、最近何度か担当していただくうちに、かなり打ち解けあっていたSさんは
「そう言っていただけると、本当に助かります! その方向で対応させていただきます!」
 と心底ほっとした様子でございました。
 一度のミスがあったとは言え、印刷の仕上がり具合や価格など、他と比較しても格段にいい会社であり、長らくつきあわせていただこうと考えておりましたので、こちらも一安心でございました。 
「別件の相談もありますから、一時間後に伺いますので、どういった対応していただけるか検討しておいてください」
 そう言って、上司の方の承認を取りやすいように時間の余裕も差し上げることとして、印刷会社さんに伺い、かなり良い条件で交渉をまとめさせていただいたのであります。
 こちらにしても、相当にラッキーでございました。
 あのミスがなければ、同じサンプルを作るのに、相当の経費が発生してしまったことでしょう。
 先ほど、新たにデータの入稿も済ませ、あとは完成品を受け取るだけでございます。
 様々な判型やデザインのサンプルがあれば、こちらとしては営業の方やお客様に対して格段に提案しやすくなります。
 いや、本当に良かった!
 
 さて、徐々にサンプルもそろってきて、営業などの交渉も一応まとまったところもありますので、更にサービス内容を充実させて、ブラッシュ・アップを繰り返していかなければなりません。また、この前の方とは違った法人様に対するご提案の骨子も先ほど完成いたしましたので、ようやく刈り取りも視野に入れられるようになります。
 どうも、僕は交渉事が向いているらしく、様々な会社に出向いて交渉するのが全く苦にならないのでございます。むしろ、楽しい(笑)。
 そして自分のアイデアが形になり、お金になろうとしている今のこの段階が、無性に楽しくて仕方がないのでございます。たしかに、身体的には相当に疲れますが、楽しいのであまりストレスにはなりません。
 ただ、自分がもう一人いればな、と日々思う次第でございます(苦笑)。
 
 
 N大学のY先生、ならびに助手や学生の皆様、メールでも申し上げましたが、今度研究室にお邪魔します。
 そのときに、結構面白い話を提案することができると思います。それまでに提案を具体化いたしますので、よろしくお願いいたします。
 またデザイン会社、B社のT社長、またデザイナーのYさん、ついに飲み会ができますね!今から楽しみで仕方がありません。T社長からは多くのことを学ばせていただければと思っております。また、TさんともYさんとも将来的に何か一緒にお仕事ができればと思っております。
posted by 発起人 at 13:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記