2009年04月15日

REPORT 56 今、日本で最もかっこいい男

 その人はすでに2007年5月時点で、今の大不況が起きることを、著書の『21世紀の資本論』の中で極めて論理的に展開しておりました。
 その人の名を、原丈人(はらじょうじ)と言います。
 今は知る人ぞ知る、ですが数年後には誰もが知るようになる、日本が誇る最高峰の知能です。
 もし、彼が小泉政権における竹中平蔵のような立場で、政治の中枢に起用されることがあれば、日本は必ず活力を取り戻し、アメリカ型の資本主義が事実上崩壊してしまった現代において、日本は新たなる資本主義の牽引役となることができるでしょう。逆をいえば、アメリカはすでに牽引する資格を失っていると言ってもいい。なぜなら、道義的な意味でそういっているのではなく現実的な意味で、アメリカの経済体制が遅れているからです。「株主のための会社」という元来までの発想が通用する時代ではない。これからは「社会のための会社」という発想が世界をリードするようになる、あるいは、リードしなければならないのです。
 それこそが、まさに原丈人が提唱する、「公益資本主義」という発想です。
 彼は週刊ダイヤモンドの4月11日号でこう述べています。

「会社とは経営者、従業員、株主、仕入れ先、顧客、地域社会、さらに地域環境まで含めたステークホルダーすべてのものであり、事業を通じてカネを稼ぎ、そのカネを使ってなんらかのかたちで公益に貢献する。それが私の考える新しい資本主義の姿だ」
 僕はこの考え方に全面的に賛同いたします。
 これこそがまさに僕が思い描いていた会社であり、社会であるのです。
 繰り返しますが、原丈人というひとは、この論旨をすでに2007年の時点で展開し、M&Aを繰り返し、起業の体力を弱体化させる、マネーゲーム主体の、アメリカが主導する現在の資本主義を否定しておりました。今でこそ、経済危機がなんたらとか、アメリカ資本主義の終演がなんたらとかという本が書店に並んでおりますが、はっきり申し上げまして、その中で読むべき本は一冊もございません。なぜなら、それは単に「後出しジャンケン」的な本に過ぎないからです。今の大不況がなぜ引き起こされたかを知りたければ、原丈人の『21世紀の国富論』を読めば済みます。
 彼はその本の中で、近年、はやりのように大企業のエリート社員がこぞって取ったMBA(経営学修士)の資格と、それを武器としている経営者が如何に社会のためにならないかを説きます。それは「株主のための会社」という立場からの経営学だからです。それでは会社が弱体化し、ひいては社会まで弱体し、一時期の村上ファンドやライブドア、それに類する一部のM&Aや売り抜けを主体とする株主だけが儲かるという、恐ろしいと同時に実に滑稽な状況にしかならないのです。
 では、どうすればいいのか。
 原丈人がいうところの「ステークホルダー」とは「企業に対して利害関係を持つ人」という意味で、彼の言葉の中にもあるように、それには、株主・社員・顧客だけでなく、地域社会までも含まれます。この全体の利益を考えていこうというのが彼の考え方です。つまり、株主だけでなく、会社は経営者のものであり、社員のものであり、また社会のものであるということです。逆説的に言えば、社会に求められる会社こそがこれからの時代必要となるということであり、そういった会社しか、おそらく生き残ることができない社会となるでしょう。
 それはコンプライアンスなどという、形式的な話ではなく、もっと高踏的な会社の理念の話です。明確な理念のある会社においては、言うまでもなくにコンプライアンスは問題になり得ません。法を守ることが至極当然であるからです。
 ここで留意しなければならないことは、まっとうな理念を掲げ、社会のためになる会社は、現存する通常の会社よりも「強く」なければならないということです。残念ながら、強者でなければ理念を実現できないのが社会の現実であります。当然、会社が強くなるためには経営者が個人としても強くならねばならない。それは決して忘れてはならないことだと思います。
 原丈人。

 繰り返し述べて参りましたので、名前は覚えていただいたかと思います。彼が今流行っている『三国志』に出てくる諸葛孔明のように「三顧の礼」でもって政界の中枢へと迎え入れらることがあれば、日本は間違いなく良い方向へと進んでいくこととなるでしょう。
 ただ、問題は今の日本の政治家に、彼を起用する勇気と先見性をもっている人が皆無であるということです。残念ながら劉備はおりません。

 彼のことをさらに知りたい方は、『21世紀の国富論』を読むことをおすすめいたします。
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 昨夜は僕の親友である美容師のOさんが美容師のお友達を二人連れてきてくれました。
 Oさんが事前に太鼓判を押していたように、KさんもYくんも実にいい人で、本当に楽しかったです。Kさんが言っていたように、まるで合宿場のようになっていましたね(笑)。朝起きてから、Yくんとは将来について話すことができたので、とても有意義でした。代官山の美容院Bの話、とても興味深く聞きました。有名建築家であるフランク・ロイド・ライトと谷崎潤一郎という研究対象の組み合わせは、勉強会としては実に粋ですね。できれば僕も参加したかったくらいです(笑)。そうやって、一つのジャンルにとらわれずに勉強する人が、おそらくその業界のトップに君臨するのでしょう。それはきっと美容師に限ったことではない。勉強熱心で、僕などの話でもメモを取りながら真剣に話を聞くY君の姿に、可能性を感じました。また、いつでもお越し下さい。
 また、Kさんは本当にかわいらしい人でしたね。くうの映画を観て、泣いている姿をみて、本当に素直な人なんだなと思いました。
 Oさんは実にいい仲間を持ったようです。みなさん、遠慮なくまたどうぞ。

 

 それとNさん、このまえの君とのメールのやり取りで、やはりやる気になりました。僕は実に単純ですから(笑)。光麺、本当に近いうちに行きましょう!就職活動、大変でしょうけど、頑張って下さい。忙しくて、これを読む暇もないでしょうけれども、一応書いておきます。
 
 



 

posted by 発起人 at 00:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記