2009年02月26日

REPORT 36 共鳴

 前にも書きましたが、マトリックス勉強法において、竹中さんは小泉元総理を引き合いに出し、プラス思考の人の周りにはプラス思考の人が集まって、お互いのやる気が共鳴して増幅するというようなことを述べられておりました。
 今、僕の周りではまさにそのような現象が起きています。
 おととい、一緒にご飯を食べに行った美容師の子は世界に進出したいという野望を持って仕事をしています。
 「せっかく生まれて来たんだから、精一杯やりたいですよ」と、彼女は実に勇ましいことをいいます。
 美容室での仕事にも慣れてきて、先輩達の実力も見られるようになってきた彼女は、この場所に本当にいていいのか、と焦燥感を抱くようになりました。つまり、向上心があまり見られない、野心とも程遠い先輩達を見て、自分の行く末がこうなるのかと恐ろしくなったようです。今はまだ新米の彼女は、そのような先輩達にも技術的には及ばないでしょうけれども、必要なのはその気概です。絶対に成功してやるんだという思いこそが必要なのです。おそらく、彼女は成功するのだろうと僕は思います。負けず嫌いで、志にぶれがない彼女の姿はやはり美しいものです。
 次の朝、思うところがあったのか、出勤前の彼女からメールがありました。今は吸収できるものは全て吸収して、何年後かに店を変えようと思う、そして絶対に成功する、と。あっぱれな心意気。こちらも元気と勇気をもらいました。若い彼女ですが、僕の大切な親友です。
 彼女に、女優を目指しているMさんや、小説家を目指しているOさんを引き合わせて見たら、本当に面白いことになると思います。彼女たちは進む道こそ違えども、自分の信じた道をひらすらに突き進んでいるという点で、驚くほどに似通っています。きっと、それぞれがいい影響を受けて、更にやる気を出してくれることでしょう。
 おそらく、政治家を目指す、O君やI君、それに今や孤高の文士として文学の高みを目指しているA君などに彼女たちを引き合わせても、きっと面白いことになるでしょう。お互いに、何か得るところがあると思います。みんなのやる気が共鳴して増幅することと思います。
 ”SIGRE−HIKO”がそういった場になれればと思います。本ずきのためのシークレット・サークルという本来の趣旨より、範囲が広がっていますが、それもまたいいでしょう。文学・文芸に関してもしっかりとやりますので、ご期待ください。
 ともあれ、本当に面白いことになってきました。 
 
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2009年02月22日

REPORT 35 新聞掲載の反響

 昨日、僕が取材された記事が讀賣新聞の朝刊に掲載されました。と言っても、現職でのことであり、新しく始める事業や"SIGRE-HIKO"についてのことでありませんが。いつかは僕の会社が取材を受けられるようになれればと思っております。
 新聞を見て、メールや電話をくれた方々、本当にありがとうございました。昨日だけでなく、今日も温かいお言葉をいただき、感激いたしております。
 中でもこんな機会を頂きながら、半ば裏切るような形で辞めることになったのに、新しい事業についても力強い応援のお言葉をくださいました、今の会社の社長、また部長、本当にありがとうございます。社長におかれましてはわざわざお越しいただき、食事の誘いや今後の仕事についても助言いただき、本当になんと言って感謝していいのかわからないほどです。外からということになりますが、いつか、何らかの形で会社に恩返しができればと、真剣にそう思っている次第です。
 日々、皆様に励まされており、本当に涙が出るほど感謝いたしております。これを力と変えて、何とか事業を形にしようと思っていますので、これからも応援よろしくおねがいいたします。
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2009年02月20日

REPORT 34 あせらず、着実に

 めまぐるしく、活力に満ちた日々が続いています。
 遺言・相続の勉強を本格的にはじめ、同時進行で会社設立のための定款作りも行い、また行政書士の営業許可申請に向けての準備をはじめ、さらには簿記の勉強もはじめようとしています。
 遺言・相続の勉強に関しては、行政書士試験において、民法をみっちり勉強していたおかげで苦もなくすいすいと頭に入ってきます。これまでやってきたことの「おさらい」といった感じです。専門外である、税金についてもそんなに難しくないので一安心。メインとなる本を何度か繰り返し、また別の本と実務家講座をこなせば、4月までにはかなり学習が進むだろうと思います。
 定款については様々なサンプルを集めたので、後は会社法と照らし合わせて、東京プライズエージェンシーに合った設計をしていけば問題ないでしょう。細かい部分については直接公証役場に行って、公証人の方に教えてもらおうと思っているので、大丈夫。
 行政書士の登録に関しては、東京都行政書士会から申請書をダウンロードして一式そろえたので、時期を見て戸籍抄本などの必要書類をそろえていけばこちらも問題ないでしょう。
 簿記の勉強に関してはM出版社のMさん、デザイナーのNさんと一緒に春から勉強を始めることになっているので、楽しみです。もしかして、P出版社のI君も参加するかも知れません。また、興味のある方、参加してみませんか? 簿記3級はさほど難しくなく、しかもこれを勉強すれば経営のみならず経済がわかるようになるそうです。みんなでやれば楽しいことになると思います。
 まあ、忙しいですが、あせらずに着実にこなしていけば、万事問題ないでしょう。
 
 それと、以前にも書きましたが、讀賣新聞朝刊への掲載はいよいよ明日です。
 静岡県以東の地域に配られる600万部に載るそうです。この前の飲み会の席で、出版社の方からご要望がございましたが、それを全て入れる方法を考えつきました! おそらく、みなさんが満足させる結果になると思います。あそこに参加していただいた4社全てをベスト5の中にねじ込むことに成功したので、お楽しみに。ですが、やはり『悼む人』メインとなっていますので、その辺はあしからず。

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2009年02月18日

REPORT 33 タナトス

 野島伸司さんのドラマ『ラブ・シャッフル』で、僕は初めてタナトスという言葉を知りました。
 タナトスとはフロイトの用語で、自己破壊に向かう死の本能をさすそうです。つまり、死への渇望。この対義語がみなさんもよくご存じだと思います、エロスです。
 このドラマにはこのタナトスにとりつかれた美大生が出ています。彼女の描く絵を見て、カメラマンとして活躍しているオージローはこう言うのです。
「タナトス。それを制圧する者が真のアーティストだ。死を乗り越えて怪物になる」
 こんな絵を見せられては自分はもうまともな写真が撮れない、と彼は苦悩します。
 このシーンが実にかっこいい!
 僕はビデオで何度も何度もこのシーンを見ました。鳥肌ものです。
 タナトス。これは武士道とは死ぬことと見つけたり、の『葉隠れ』とも通底する概念なのではないでしょうか。死を真剣に見つめた者だけが見える光が、世の中にはあるのではないでしょうか。暗闇の中だからこそ、光を強く感じられる。暗闇を知るからこそ、光の尊さがわかる。つまり、本当の生を知るためには、死を知らなければならない。
 これは自殺願望があるかどうか、という話とは少し違うような気がします。生きるために、生を燦然とさせるために、死を見つめ、死を考えるということです。そして、「死を制圧した者」はおそらくきっと、アーティストに限らず、本物なのではないかと思います。
 なんとなしに、そんなことを思ったのでした。
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2009年02月16日

REPORT 32 GDPマイナス12.7%

 家に帰り、日経新聞の夕刊を開くと一面に大きくこの文字がありました。
 GDPマイナス12.7%
 そして、与謝野経財相の写真の横には「戦後最大の経済危機」の見出し。
 日本の経済界は、そして世界の経済界はまさに空前絶後の大嵐に見舞われているということです。
 タイタニック級の巨大な豪華客船までが容赦なく沈められる大荒れの海に、あえて漕ぎ出していこうとする船はないでしょう。
 つまり、チャンスなのです。この大荒れの海を乗り切るのに有利なのは、まちがいなく小回りがきく小さな船です。逆を言えば、今の時代、そう言った小さな船でなければ漕ぎ出したとしてもすぐに沈んでしまうことです。言うまでもなく、我が東京プライズエージェンシーは小さな船として漕ぎ出そうとしています。けれども、あふれんばかりの夢を満載にした船です。誰も漕ぎ出そうとしない嵐の海に挑むのは、たしかに勇気がいることです。しかし、この状況下で頑張れば、脚光を浴びる可能性が高くなるに違いありません。今、国民は不況だの、リストラだのという負のニュースに飽き飽きしています。できれば、元気の出る話をききたい。けれども、そんなニュースはない。そんな中で、大嵐の海を懸命に乗り切ろうとする、夢満載の小さな船があったとしたらどうなるでしょうか。みんな、応援したくなるのではないでしょうか。
 僕の好きな映画『フォレスト・ガンプ』にこんなシーンがあります。
 ベトナムの戦場から帰った主人公のガンプは、戦地で死んだ親友との約束を果たすために、エビ釣り漁船の船長になります。戦場で足を失ったダン小隊長とともに、嵐の海に挑みます。むろん、そんな状況下で漁に出る船はほかにありません。死ぬか生きるかの死闘の末、嵐を乗り切った二人に待っていたのは、大漁の毎日でした。漁に出なかったほかの船は逆に港で嵐の直撃を受けて多くが沈んでしまい、逆にガンプの船は沖に出ていたからこそ助かったのです。
 今日、日経新聞の夕刊を見て思い出したのが、このシーンでした。それで震えるような思いで、チャンスだと確信したのです。今こそ、全力でガンガンいくべき時なのです。
 夢を乗せて嵐の海に漕ぎ出そうとしている小さな船、東京プライズエージェンシー。
 嵐が通り過ぎた後、水平線の向こうには目的の大地が燦然と見えるのだろうと、僕は少しの疑いもなく信じています。
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2009年02月15日

REPORT 31 最悪を想定して最善を願う

 昨日読んだ、『起業家の本質』という本の中にこう書いてありました。起業とは恐怖との戦いである、と。 
 確かにそうなのだろうと思います。今の僕の状況で言えば、今の会社を辞めないでいれば贅沢はできないながらも食うに困るということはないでしょう。決まりきったことを、決まりきったようにこなしさえすれば、25日に最低限の給料は振り込まれる。仕事を自分でとってくる困難も、経理面やコンプライアンスを心配する必要もなく、責任も分散されているのでそれほど高くはありません。別に、生きていく上ではそれほど困らないのです。
 では、なぜ僕は起業するのでしょうか。
 自分がどれくらいできるのか、ためしてみたいからです。その上で人のためになるとすれば、これ以上のことはないと思います。
 僕は常に自分として最大でありたいと願い続け、生きてきました。今回の起業という行動はまさにそれを実証するためのことなのです。
 最近は、僕にとってはあたりまえとも言えるこの大前提を、ともすれば忘れてしまいがちになっていました。それだから、最低限これだけ受注できれば生きていけるというような、小さな、下向きの計算しかできなくなっていたのです。
 僕のことを心配してくれるからこそ、親しい人たちは今回の僕の行為を諌めようとします。そのとき、僕はこう言い訳するのです。月にこれだけ受注すれば最低限の生活はできるから心配いらない、と。それを何度か繰り返すうちに、その数値がいつしか僕の中での目標のようになってしまっていました。本末転倒とはこのことではないでしょうか。そして、そんな自分に気付いたときにふと先ほどのことを思ったのです。自分は何のために起業しようとしているのだろうかと。
 たしかに最悪を想定することは必要です。しかし、最悪の事態にこだわってしまっては何も始まりません。
 僕が好きなアメリカのドラマに『グレイス・アナトミー』という研修医の物語があります。そこで、研修医たちに外科部長がこう言うのです。
「最悪を想定して、最善を願え」と。
 必要なのは、まさにこの状態なのではないでしょうか。
 最悪の事態に対応するために、それが起きたときのことを念頭においておく必要はある。しかし、リーダーたるものはそれ以上に大きなビジョンを持つ必要があるのではないでしょうか。その意味で、誰よりも楽観的な側面も持ち合わせていなければならない。起業に関するあらゆる恐怖に打ち克ち、またはそれを独り胸のうちにしまい、壮大な夢を語る者こそが人がついてくるリーダーなのだと思います。夢は語ることによって、初めて現実化の第一歩を記すことになります。そして、夢を語ることによってパワーが生まれます。自分のみならず、周囲もそのパワーに感化され、パワーがパワーを呼んで旋風となります。そのパワーなくして起業は成り立ちません。消極的目標のみでこの不況の世の中を渡りきれるほど、世の中は甘くはない。積極的な力が無から有を生み出すのです。
 と、いうことで、僕は最初からフルスロットルで、ガンガンいくつもりです!無我夢中で突っ走り、気がつき振り返ってみたら、誰もが登ったことのない場所まできていたということになれば最高でしょう。そこへたどり着いたとしても、やはり恐怖というものは付きまとうのだろうと思います。けれども、きっと、その恐怖と向き合っていくことこそが起業家の宿命なのでしょう。
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2009年02月13日

REPORT 30 人生という名のレース

 たとえば、人生がレースだとすれば、最初に与えられる車種は決められています。
 ベンツやフェラーリといった、少しアクセルを吹かせば100キロはゆうに出るスポーツカーを与えられる人がいえれば、アルトやマーチといった小さな車を与えられる人もいます。
 これにおいて、人生とはまるでポーカーで最初に配られるカードのように不公平です。けれども、乗っている運転手の腕次第で、人生というレースはわからなくなります。だから、人生は面白い。この運転手の腕というのが、人間の意志ということになります。与えられた能力をいかにカスタマイズするか。それはつまり与えられた時間をいかに有効に使うかということと同じ意味です。人が遊びほうけている時間、懸命に努力すれば能力の差は簡単に縮まります。また、先天的な能力が劣っていたとしても、人とは生物でありますから、自動車などの機械とは違って、能力の伸びしろが極めて高いので、努力した分、自分という車は早くなります。アルトで生まれたけれども、改良を繰り返し、結果的にフェラーリに勝ってしまったということも往々にしてあるのです。また、レースにおいても直線でアクセルをいっぱいに踏み込んで、カーブ手前はぎりぎりまでブレーキを遅らせてと、攻めたレースを展開すれば、ゆるく走っているスポーツカーを追い抜くことも可能です。車を改良するのも、運転するのも、つまりは意志の力によるのです。意志の力によって、人生というレースを勝ち抜くことだってできるのです。
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2009年02月10日

REPORT 29 旋風

 夢を語るということが恥ずかしい時代に、我々は高らかに夢を唱えようと思います。こういう時代だからこそ、夢を語る。会を主宰する僕が大風呂敷的な夢を語ってしまえば、他の仲間たちも吊られて夢を語り出すようになります。夢を語ることは何も恥ずかしいことではない。夢を語ることこそが、夢を実現させるための第一歩です。まず、夢を語る。
 ある人は上場企業の社長になりたいと言い、ある人は小説家になりたいと言い、ある人は国会議員になりたいと言い、ある人は出版社で広告のあり方を変えていきたいと言い、ある人は女優になりたいと言い、ある人はそんな彼らのサポートをしたいと言う。これは全て適当な羅列ではなく、僕の周りの人たちが実際に言ったことです。なぜか、僕の周りには真剣に夢を追おうという人が集まってきています。もしかして、一人が「私には夢がある」とキング牧師的にいうことによって、小さな、けれども力強い風が巻き起こり、それが旋風となって周りまで巻き込んでしまうのかも知れません。それがさらなる風を呼び、もしかしたら、何かを変える巨大な力になり得るかもしれない。そう、僕は夢想しているのです。
 先週の土曜日の集まりも、気がつけば実に夢を真剣に追う人たちの集まりでした。その人たちが偶然に本が好きだったにすぎません。そして、昨日ご飯を一緒に食べた女性も、若いながらもストイックに夢を追っている人でした。彼女に関しては僕よりもはるかに年下ですが、その一貫してひたむきな姿が神々しく、敬意を抱くほどです。一言でいえば、かっこいい。彼女とその若い仲間が秋に劇団を立ち上げようとしているらしいのですが、もしかすると、彼女たちもわれわれの集まりに合流するかも知れません。きっと、夢を追う者同士、共鳴するところがあると思います。彼女たちにとっても、われわれの会に参加することは有意義でしょうし、逆にわれわれにとっても彼女たちのあふれるばかりのパワーに感化されるところがあると思います。お互いにいい刺激になると僕はすでに確信しています。
 ますます、楽しいことになってきました。
 東京プライズエージェンシー、および"SIGRE-HIKO"の構想は、もう僕だけの夢ではなくなっているのだと実感する今日この頃です。一人でも多くの人の力になれるように、まずは経営を安定させることを目指します。
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2009年02月06日

REPORT 28 本を語る

 明日の会は、また十人以上のにぎやかな集まりとなりそうです。
 参加する皆様、今度こそ、とことん本について話しましょう!今から楽しみで仕方がありません。初めて参加される方も、ご心配には及びません、この会は本の知識比べをする場ではありませんから、肩の力を抜いてご参加ください。集まるのは心から本が好きな人、あるいは今から真剣に本から何かを得ようとしている人ばかりですので、きっと何か共鳴するところがあることでしょう。
 場所は皆様にお知らせしているとおりでございます。時間は19:30より。直接、店にお越しください。不明の場合は遠慮なく連絡ください。
 では、明日お目にかかりましょう。
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2009年02月04日

REPORT 27 趣味、起業

 起業がこれほど面白いとは思いませんでした。時間を忘れて没頭してしまう感覚は、まるでロールプレイングゲームです。この面白さを一度知ってしまえば、もうテレビゲームをやらなくなるでしょう。はるかに現実の方が面白いのですから。
 今日は契約がならなかった要町のエイブルに行って担当者に奮戦してくれたことに感謝の言葉を述べて参りました。いやー残念です、と頭に手をやる担当者の姿はまさにCMそのまま。僕以上に僕の部屋のことを考えてくれている人の姿でした。この方がいたからこそ、要町の物件がだめだった後も、性懲りもせずに別のエイブル、目白店に向かったのです。きっと、エイブルになら本当に探している人の立場で考えてくれる人がいると信じて。そして、結局はTさんと出会い、要町の物件よりもさらによい条件の物件を探し出すことができ、また契約ということになったのでした。部屋探しもドラマです。いい人に出会わなければ、いい物件には出会えない。すべては人と人とのことなのだと改めて思いました。
 エイブルの次には、結構距離があったのですが、歩いて法務局まで行ってきました。オフィスが決まったのでいよいよ本格的に起業の準備です。まずは「株式会社東京プライズエージェンシー」という名前が登記可能かどうか調べなければなりません。商号調査と呼ばれるその作業は、2006年の会社法施行以前は割と重要な作業だったようですが、施行以後は同じ住所に同じ商号がなければほとんど大丈夫という風に条件が緩和されたそうです。僕の場合で言えば、とにかく登記を行う住所に「株式会社東京プライズエージェンシー」という名前の会社がなければいいのです。やはり、同じ住所どころか豊島区内にそんな長い名前の会社は他にありませんでした(笑)。ちなみにいつかは独立させて株式会社化しようと考えている「ストロベリー・ファーム」という名前もなかったので、これもやろうと思えばその名前で登記ができます。
 その後、部長との約束まで時間があり、しかも法務局の下がちょうど労働基準監督署だったので、退職に向けてどれだけ年休を使うことができるのか、相談にいくことにしました。一応、会社の名前を伏せて、契約書と就業規則を持って行き、僕の計算に間違いはないかを確かめてもらいました。結果は僕の計算通り、23日間まるまる年休がとれるということでした。僕の最終勤務日の計算もばっちり。ここでも行政書士の勉強が役に立ったということになります。なにせ、日々法律ばかりを読んでいましたから、労働法も正しく読めるようになっていたのです。ただ、気になったのは契約社員時代の契約が労働基準法よりも社員に不利な内容になっていて、その契約書に僕が印鑑を押していたことですが、相談員の方によれば、労働基準法よりも会社に有利な就業規則は無効ということで労働基準法、ここでは39条が適応されるということでした。これで、一安心。でも、部長はわかってくれるかな、と一抹の不安を抱えつつ、労働基準監督署を後にしたのでした。ちなみに、労働基準法よりも社員に有利な内容の就業規則は有効だということです。なぜなら、労働基準法というものは労働者の権利を守るというのが趣旨なのですから。
 さて、12:30からは部長との話し合いです。はじめのうちは、無謀だ、やめた方がいい、と部長はもちろん僕のことを考えて諫めてくれていたのでしたが、僕の決意が固いこと、そして一度言ったら後には退かないという僕の性格をよく知っている部長は、最後には納得してくれました。もともと仲がいいので、世間話や最近の話などをして、結局は一時間の会談の予定が、三時間になってしまっていました。何よりほっとしたのは、何もいわずに部長が法定通りの有給消化を認めてくれたことでした。うちの会社で、辞める時に法定通りにきっちり有給をとれたという話を聞いたことがなかったので、ここでも行政書士の資格が活きているのかな、と思わざるを得ませんでした。とにかく、よかった。
 よくなかったのは、時間です。今日は池袋から所沢に帰り、出来上がっている実印を受け取り、市役所で実印登録をして、印鑑証明と住民票を取るつもりだったので、もう大急ぎです。その時点で3:30。役所は5:00にしまりますからぎりぎりかな、と電車に飛び乗りました。そしてダイエーで実印を受け取り、駅に戻るのが面倒だったので、そのまま小走りで市役所に向かいました。時間は16:40近くになっていたと思います。実印登録申請をして待っている間に住民票の申請を済ませ、さらに印鑑証明をとり、何とか17:00前に全てを終わらせることができました。
 このように、日々着実に会社はできようとしています。一つ一つが初めてのことで、新鮮であり、それだからこそ勉強になります。起業活動をして、今まで何も知らなかったんだな、と改めて思い知りました。これからも毎日が勉強ということになるでしょう。けれども、これが楽しいので、まるで苦になりません。まさに、趣味、起業。今の僕にとって、起業は最大の娯楽なのかも知れません。
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2009年02月03日

REPORT 26 事務所兼住居決定!

 先日、要町で物件を見つけて予約を取り付けてきたのですが、残念ながら事務所としての利用ができないという回答がありましたので、契約ができませんでした。
 ですが、昨日の夜、インターネットで更にいい物件を見つけ、今日の仕事の前に目白の不動産屋さんに飛び、早速物件を見せてもらいました。少し、古い物件だったものの、リフォームも済んでおり、また値段も手ごろでした。そして何より僕が気に入ったのは、ジュンク堂から歩いて4、5分という立地でした!日本一の書店が最寄の書店になるというのは僕にとっては夢のような話です。ジュンク堂が近いということは、もちろん、光麺にも近いということで、光麺が近いということは駅にも近いということです。しかも、マンションの目の前には弁当屋さんのほっともっとがあり、セブンイレブンがあり、歩いて7、8分のところにサンシャインあり、5分のところに西友ありと、本当にいいのかな、と自分でも思ってしまうほどの利便の良さです。これはもう、俄然やる気が出るというもの。エイブル目白店のTさんに、僕は無理難題の交渉をお願いしたわけですが、これも頑張ってくれたようで、結局はこちらが契約時に6万円ほど得する計算になります。本当に助かりました。Tさんは、実は1月に入ったばかりで勉強の毎日です、と言っていたので大丈夫かな、と正直思わないでもなかったのですが、しっかり仕事をこなしてくれました。まあ、あとは穏便に本契約がすめばと思っております。
 さて、仕事場も定まったところで、次はいよいよ会社づくりに入ります。これも決められた順番どおりにことを進めれば、何も難しくはありません。もっとも、民法・商法・会社法をある程度勉強したからこそなのですが。もしこのブログをご覧の方で会社設立に興味がある方がおられましたら、ここに設立の過程を詳しく書いていきますので、是非参考にしてみてください。まずは商号調査、定款と着実に進めていくつもりです。
 今日はこれくらいにしておきます。明日はいよいよ、部長と退職に向けての話です。円満に退社できるように何とか頑張ってみます。
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2009年02月01日

REPORT 25 ここからが本当の奮闘記

 会社設立奮闘記と銘打ちながら、これまで詳細については記すことができませんでしたが、いよいよそれらしいことが書けそうです。
 とにかく、先週は怒涛の一週間でありました。合格発表があり、融資相談のための帰郷あり、新聞の取材あり、可愛がっていただいている上司への退職の意をはじめて伝えたり、住居兼事務所の物件探しに池袋にいったり、LECで担当していただいた先生に挨拶に行ったりと、こうして改めて書いてみると、よくもまあこれだけ動けたものだと自分でも驚く次第です。その上、現職の業務も通常どおりにこなしているので、まさに息つく暇もない忙しさです。確かに疲労はある程度感じます。けれども、それ以上にとてつもなく楽しいのです。ああ、生きているなー、って感じがします。
 行政書士の資格は国家資格なので当初想定していた以上に威力があるようです。開業資金の借り入れはもとより、部屋を借りるのでさえも有利に働きます。まず借りるマンションを事務所として使いたいのだというと、不動産会社の方は難色を示します。難しいと思いますよ、と。けれどもそれが行政書士事務所ということになると、手のひらを返したような対応になります。そうでしたか、行政書士の方でしたら、大家さんも安心なされるでしょうから大丈夫ですよ、と。実際に相応の物件を見立ててもらい、2、3の大家さんに連絡を入れてもらったのですが、その電話ですでに事務所設立オーケーが出ました。しかし、僕がこれしかないと狙っていた物件は大手建設会社が管理している物で、審査が難しいということ。その日はその建設会社が休みで、月曜日に担当者に聞かないとわからないということでしたので、申し込みだけ済ませて優先権を確保し、今は連絡待ちの状況です。が、大方大丈夫でしょう、というのが不動産会社の見解でした。あと引っかかるのは、現在のとても低い年収でしょうか。とにかく、担当してくれた方が信頼できる方だったので、後はその方にお任せしようと思います。逆を言えば、唐突に会社を興すと手を挙げても、資金が少ない当初は、事務所を借りるのさえも難しいということになります。金を払えばいい、というような単純な話ではないようです。
 申し込みの段階になると、営業担当の方から宅建の資格を持っておられる方に担当がスイッチします。そこで法律的なことの説明を受けるのですが、ここでも行政書士となると民法などを勉強しておりますので、一目置かれたような応対を受けます。また物件を見せられる際も、行政書士は法律に詳しいという認識があるのか、ごまかすような対応は一切受けないで済みます。大学に入るために田舎から出てきた当初はやくざまがいの人が大家さんである物件を掴ませられたりしたので、これは便利なものだと実感したわけです。
 部屋を契約することになると、実印の印鑑証明などが必要になるようなのですが、実を言いますと、今まで長らくフリーターに毛の生えたような生活しかしてこなかった僕には実印なる物がありませんでした。急ぎ、ダイエーの判子屋さんに駆け込み急いで作ってほしいと頼みました。その方は大変親切な方で、最後に引かせてくれるくじ引きも、わざと当たりを引かせてくれ、500円分の商品券を頂きました。(内緒ですよ、と言われたんですが、書いちゃいました)
 と、まあ、動きの一部を切り出しただけでもこのようなありさまです。今週は部長と退職についての詳しい話し合い、部屋の契約、さらには”SIGRE−HIKO”の飲み会などもあり、また忙しくなりそうです。なんとか暇を見つけて書いていこうと思いますので、皆様、これからもよろしくお願いします。
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